最新情報:
2014年5月19日
国名:
スーダン
対象者:
メリア・イエーヤ・イブラヒム(女性)
期限:
2014年6月27日
配信日:
2014年5月19日
UA No:
118/2014

5月15日、 メリア・イエーヤ・イブラヒムさんは、背教で絞首刑、かん通でむち打ち刑の判決を受けた。信仰と信念により有罪とされた良心の囚人である。

イブラヒムさんは、妊娠8カ月で、20カ月の息子とともに拘禁されている。スーダン刑法第126条「背教」による絞首刑と同146条「かん通」による100回のむち打ち刑で有罪となった後、裁判所は改宗に3日間の猶予を与えていた。しかし、イブラヒムさんが改宗を拒否したため、死刑判決が下された。

刑執行の日時は明らかにされていない。スーダン刑法によれば、臨月の女性は子どもの誕生前と、誕生後2年間は死刑の執行を受けない。政府の報道官によると、イブラヒムさんは高等裁判所に控訴することができる。

死刑は、生きる権利を侵害する最も残虐かつ非人道的で人間としての尊厳を損なう刑罰であり、アムネスティは、犯罪の内容にかかわらずいかなる場合にも例外なく死刑に反対する。さらに、むち打ち刑は、国際人権法で定められた拷問、その他の残虐で非人道的または人間の尊厳を傷つける取り扱いの禁止規定に違反する。

彼女は2013年8月に背教の罪で逮捕され起訴された。キリスト教徒である南スーダン人との結婚を訴えたのは家族だといわれている。スーダンのシャリア法では、イスラム教徒の女性が非イスラム教徒の男性と結婚することは認められていない。もし結婚すれば、かん通とみなされる。今年2月、イブラヒムさんは、「キリスト教徒であり、イスラム教徒ではない」と主張したため、背教の罪が追加された。イブラヒムさんによると、イスラム教徒の父親は子どものころずっと不在で、正統派キリスト教徒である母親に育てられたという。

アクションしてください。

アラビア語、英語、もしくは日本語で以下の内容のアピールを作り、ファックス(あるいはeメール)で、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用ください。

  • イブラヒムさんは、信仰と信念を理由に有罪とされた良心の囚人だ。当局者に即時かつ無条件で彼女の釈放を要請する。
  • 国際人権法に定められたスーダンの義務を順守し、かん通と背教を犯罪とする刑法126条、146条を廃止するよう当局者に要請する。
  • 死刑廃止への第一歩として死刑の執行を停止し、むち打ち刑を廃止するよう当局者に求める。

宛先
法務大臣
Mohamed Bushara Dousa, Minister of Justice
Ministry of Justice, 
PO Box 302 Al Nil Avenue
Khartoum, Sudan
Email:moj@moj.gov.sd
書き出し:Your Excellency

外務大臣
Ali Ahmed Karti
Ministry of Foreign Affairs
PO Box: 302, Republic Street
Khartoum, Sudan
ファクス:+973 1723 2661
書き出し:Your Excellency

コピーの宛先:
スーダン共和国大使館
〒152-0023 東京都目黒区八雲4-7-1
特命全権大使:アブドゥルワッハーブ・ムハンマド・エルヒジャージ 閣下
書き出し:His Excellency Mr. Abdelwahab Mohamed ELHIJAZI

アピール例文

Minister of Justice
Mohamed Bushara Dousa
Ministry of Justice,
PO Box 302 Al Nil Avenue
Khartoum
Sudan
↑ここに宛先を記入

Your Excellency,
↑ここに書き出しを記入

I am writing this letter to express my deep concern for Meriam Yehya Ibrahim who was sentenced to death by hanging for ‘apostasy’, and to flogging for ‘adultery’. She is a prisoner of conscience convicted because of her religious beliefs and identity.

Amnesty International considers the death penalty to be the ultimate cruel, inhuman and degrading punishment and a violation of the right to life and opposes its use in all cases and without exception, regardless of the nature of the crime. In addition, the punishment of flogging violates the absolute prohibition against torture and other ill-treatment in international human rights law.

So I urge you to ensure that Meriam Yehya Ibrahim is released immediately and unconditionally because she is a prisoner of conscience, convicted solely because of her religious beliefs and identity. 

I also urge you to repeal Articles 126 and 146 of the Sudan Criminal Code that criminalise apostasy and adultery respectively, in conformity with Sudan’s obligations under international human rights law. 

Last but not least, I urge you to establish a moratorium on executions, as a first step towards abolishing the death penalty, and to abolish the punishment of flogging.

Thank you very much for your prompt attention to the above.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入