最新情報:
2014年10月23日
国名:
トルコ
対象者:
アリ・フィクリ・ウシュク(男性)
期限:
配信日:
2014年10月23日
UA No:
264/2014

良心的兵役拒否者アリ・フィクリ・ウシュクさん(56歳)は、チョルル軍法会議に出頭することになっている。アリさんは、3件の「逃亡」の罪で2年半程度の懲役を科される可能性がある。もし兵役拒否で実刑を下されれば、アリさんは良心の囚人であり、無条件で直ちに釈放されるべきである。

近日、チョルル軍事法廷でアリ・フィクリ・ウシュクさんに対する3件の徴兵忌避罪について判断を下される。アリさんは、1993年1月20日から兵役のために出頭していないが、2012年6月9日に「逃亡罪」で起訴されるまで逮捕されていなかった。アリさんは、逮捕の際に、「1980年の軍事クーデターのあと、投獄されて拷問を受けた」と述べて、良心的兵役拒否を申し立てた。さらに、アリさんは軍国主義に反対し、戦争への荷担を拒否する旨を明らかにした。2012年8月14日にエディルネ軍法会議で開かれた初公判で、良心的兵役を拒否する理由をクルド語で繰り返した。アリさんは、同年10月17日に所属部隊に入営することを条件に2日間釈放された(実際には入営せず)。翌月15日、彼は軍検察官の前で軍務を拒否することを伝えた。

2013年2月27日、1件の兵役拒否に対して1年15日の懲役刑を宣告された。後の控訴審でも支持され確定した。アリさんはその日のうちに「脱走」という別の容疑で逮捕されたため、ハンガーストライキでこれに抗議した。同年3月13日に釈放されたが、3件の「脱走」の罪での起訴は続いている。アリさんは、今年2月21日に「軍務に不適」と宣告された。

アリさんが有罪とされ投獄されたら、アムネスティは彼を良心の囚人とみなし、即時無条件の釈放を求める。

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追加情報

トルコは良心的兵役拒否を認めておらず、代替社会奉仕もない。したがって、良心的兵役拒否者は犯罪者として訴追されて最高3年の刑罰を受けることになる。

アムネスティは、良心と信念にもとづく軍隊の役務や直接・間接の戦争・武力衝突への関わりを拒否する者を良心的兵役拒否者とみなしている。すべての戦争に反対というわけではなくても、目的や手法に同意できない戦闘への参加拒否の場合もこれに含まれる。

アクションしてください。

トルコ語、英語、日本語のいずれかで、当局に以下の内容のアピール文を作り、ファックス、eメール、航空書簡(全世界90円)などで、できるだけ早く送ってください。以下のアピール例文を用意していますので、それをご利用してください。

  • 国際法にあるとおり良心の自由の権利を行使して裁かれるアリ・フィクリ・ウシュクさんの起訴を取り下げること。
  • その締結国である自由権規約に従い、良心的兵役拒否権を認めること。
  • 欧州人権条約が保護する人権としての良心的兵役拒否権を認める欧州人権裁判所の判決にもとづいて拒否権を擁護すること。

宛先
Ministry of National Defence(国防大臣)
Ismet Yılmaz
Minister of National Defence
Milli Savunma Bakanlığı
06100 Ankara, Turkey
Email: beb@msb.gov.tr
Fax: +90 312 418 47 37
書き出し: Dear Minister

Minister of Justice(法務大臣)
Mr. Bekir Bozdağ
Ministry of Justice
Adalet Bakanlığı
06659 Ankara, Turkey
E-mail: ozelkalem@adalet.gov.tr
Fax: +90 312 419 33 70
書き出し: Dear Minister

コピー宛先
トルコ共和国大使
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2丁目33-6
特命全権大使:セルダル・クルチ閣下
His Excellency Mr. Serdar KILIC

アピール例文

Minister Ismet Yılmaz
Ministry of National Defence
Minister of National Defence
Milli Savunma Bakanlığı
06100 Ankara, Turkey
↑ここに宛先を記入

Dear Minister;
↑ここに書き出しを記入

I am writing this to express grave concern on Mr. Ali Fikri Işık who will appear in front of Çorlu Military court, facing three separate charges of ‘desertion’ that could carry a prison sentence of around two-and-a-half years. Should he be imprisoned, he will be a prisoner of conscience and should be released immediately and unconditionally.

I therefore call on you and the authorities to drop the charges against him for exercising his right to freedom of conscience, as outlined in international law.

I would remind you of recognizing the right to conscientious objection in Turkey as a state party to the International Covenant on Civil and Political Rights they are obliged to do so.

You would be asked to implement the European Court of Human Rights rulings that recognized the right to conscientious objection as a human right protected under Article 9 of the European Convention on Human Rights.

Your attention on this matter would be highly appreciated.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入