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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:
イスラエルが懲罰的な家屋破壊を再開

最新情報:
2014年11月26日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
対象者:
パレスチナ人5名の各家族(男女)
期限:
2015年1月 2日
配信日:
2014年11月26日
UA No:
296/2014

イスラエル政府は、襲撃によりイスラエル人を殺害した少なくともパレスチナ人7名の家宅の破壊を命令した。イスラエルは、今後の攻撃を抑止するために必要だと主張している。

8月4日以降で東エルサレム、ヨルダン川西岸地区、テルアビブで起きた民間人と治安要員への襲撃に関与した少なくとも7名のパレスチナ人の家宅を破壊、もしくは封鎖する計画である。その中には東エルサレムのシュファットにあるイブラヒム・アカリ容疑者の家族の家、アル=ムカベーにあるムハンマド・ジャビス容疑者の母の家と従兄のガッサンとウダイ・アブ・ジャマル容疑者の家族宅、アブ・トー(ここまで東エルサレム内)にあるムタズ・ヒジャジ容疑者の家、ヘブロンにあるマヘル・ハシュラモン容疑者の家族の家、ナブルスのアスカー難民キャンプのヌル・アル=ディン・アブ・ハシヤ容疑者の両親の家がある。

家族らは11月13日から20日の間に取り壊し命令を受け、不服申し立ては48時間以内と告げられた。高等裁判所はジャビス家の申し立てがあれば、少なくとも11月24日まで家屋取り壊しは差し止めるという暫定命令を出している。イスラエルの報道によると、民間防衛軍の職員たちが取り壊しに備えて他の家族たちの家に行き写真撮影や測量をしたという。

11月18日、イスラエルの首相はガッサン容疑者とウダイ・アブ・ジャマル容疑者の家屋破壊を命じている。2人はその日の朝、エルサレムのユダヤ教礼拝所にいた礼拝者たちを襲撃し、ラビ4名とドゥルーズ派の警官1名を殺害していた。2人はイスラエル治安部隊によってその場で撃ち殺された。ネタニヤフ首相はその襲撃に関与した者の自宅取り壊しを急ぐよう命じた。

翌日の早朝、治安部隊はアブド・アル=ラーマン・アル=シャルディ容疑者の住居(5階建てのアル=シャルディ家の3階部分)を吹き飛ばした。同容疑者は10月22日、歩行者たちに車で突っ込み、女性1名と3カ月の赤ん坊を殺していた。警官は逃げようとするアブド・アル=ラーマン・アル=シャルディを撃ち、彼はその後、病院で死亡した。目撃者によると、警官がアル=シャルディ家に踏み込み、家財の持ち出しを認めずに家族を追い出したという。アル=シャルディ家は11月14日に取り壊し命令を受けたが、不服申し立てを行なっていなかった。

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追加情報

6月以降、パレスチナ人がイスラエルの民間人、治安要員を攻撃する事態が相次いでいる。車で集団に突っ込んだり、ナイフで襲ったりしている。2014年7、8月のガザ紛争後、この種の襲撃が増えている。増大する入植地建設や家屋破壊、勾留などイスラエルの制裁に対する報復である。ほとんどの場合、襲撃者は殺されている。2名は逮捕された。

2005年までにイスラエル当局は「テロ攻撃」の関与者らの家屋の懲罰的な破壊を広範囲に行なっていた。それが効果的抑止力とならず、逆効果になることを軍調査委員会が認めてから、その政策は破棄されていた。

イスラエルの人権組織、ブェツレムによると、襲撃に対する罰として、2001年10月から2004年末の間に664軒のパレスチナ人の家屋が取り壊されている。2014年8月以前で最後の家屋破壊は、2009年に東エルサレムであった。イスラエル国防軍は8月18日、ハッサム・カワサマ容疑者とアメール・アブ・アイシャ容疑者の家屋を取り壊した。彼らは10代のイスラエル人3名の誘拐殺人の容疑を受けていた。3人目のマルワン・カワスメ容疑者のアパートは封印された。

それらを取り壊す軍の決定への不服申し立てをイスラエル高等裁判所が棄却してから、それらの家屋は取り壊された。

これらの取り壊しは、自殺爆弾攻撃や襲撃した者や容疑者の家族を罰することを意図したものではなく、可能性のある襲撃を事前に抑止するためだと、イスラエル当局は主張している。襲撃で家族が家を失い、損害を受けることを知っていると、襲撃を思いとどまらせるかもしれないという。

これらの懲罰的な強制立ち退きと家屋破壊は国際法の基本原則に違反する言語道断の集団的懲罰だと、アムネスティ・インターナショナルは考える。抑止力と考えるイスラエル当局の主張は、国際人道法から見ればまったく見当違いだ。国際人道法は占領する権力側の治安名目での行動を制限し、集団的懲罰の絶対的な禁止はその最重要項目の1つである。

集団的懲罰はいかなる場合においても決して許されない。

アクションしてください。

ヘブライ語、英語、もしくは日本語で、アピール文を作り、ファックス、Eメールのいずれかで、できるだけ早く送ってください。以下の文面内容と英文サンプルをご利用ください。

  • 4名の家宅の取り壊し命令を取り消し、新たな取り壊し命令をしないよう当局に要求する。
  • 国際人道法が規定しているように、あらゆる懲罰的破壊、そして絶対的な軍事的必要性のない家屋など私有物の破壊行為を即時停止するよう、当局に要請する。
  • アル=シャルディ家宅破壊のケースと2014年8月に行なわれた破壊行為を調査するために司法調査委員会を設立し、家族の人びとが十分な補償を得られるよう、当局に要請する。

手紙は2015年1月2日までに送ってください。
宛先
Prime Minister(首相)
Benjamin Netanyahu
Office of the Prime Minister
3 Kaplan Street, PO Box 187
Kiryat Ben Gurion
Jerusalem 91950, Israel
Fax: +972 2 556 4838
Email: b.netanyahu@pmo.gov.il
書き出し: Dear Prime Minister

Head of Central Command(司令官)
Brigadier General Nitzan Alon
GOC Central Command
Military Post 01149
Battalion 877, Israeli Defence Forces
Israel
Fax: +972 2 530 5741 /24
書き出し: Dear Brigadier General

コピー宛先
Attorney-General(法務長官)
Yehuda Weinstein
Ministry of Justice
29 Salah ad-Din Street, P.O. 49029
Jerusalem 91010, Israel
Fax: +972 2 530 3367
Email: lishkat-yoetz@justice.gov.il
書き出し: Dear Mr Weinstein

駐日イスラエル大使館
〒102-0084 東京都千代田区二番町3 電話:03-3264-0911 特命全権大使:ルート・カハノフ 閣下
Her Excellency Ms. Ruth KAHANOFF

アピール例文

Prime Minister
Benjamin Netanyahu
Office of the Prime Minister
3 Kaplan Street, PO Box 187
Kiryat Ben Gurion
Jerusalem 91950, Israel
↑ここに宛先を記入

Dear Prime Minister,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to ask you to cancel the demolition order on the homes of the Akari, Ja’abis, Hijazi and Abu Jamal families and refrain from issuing any new demolition orders.

I also urge you to stop immediately all punitive demolitions and the destruction of houses and other properties without absolute military necessity, as prescribed by international humanitarian law.

Lastly I request you to establish a judicial commission of inquiry to investigate the cases of the al-Shaludi family home and the demolitions carried out in August 2014 and ensure the families receive full reparation.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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