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エクアドル:
エクアドルの環境活動家が国家反逆罪

最新情報:
2015年2月 4日
国名:
エクアドル
対象者:
ヴィクトル・ユーゴー・ラミレス・ピエドラとダーウィン・ハビエル・ラミレス・ピエドラ(男性)
期限:
2015年3月 3日
配信日:
2015年2月 4日
UA No:
008/2015

環境活動家で地域リーダーでもあるヴィクトル・ユーゴー・ラミレス・ピエドラさんとダーウィン・ハビエル・ラミレス・ピエドラさんの兄弟は、証拠が不十分にもかかわらず、国家反逆罪で起訴された。起訴の背景には、2人が住民の水への権利を守るために鉱山開発の反対運動を行っていることがあると考えられる。ヴィクトルさんは拘束されていないが、ダーウィンさんは2014年4月以来、予防拘禁に処されている。

2014年4月10日、インタグ北部・フニン村の村長であるダーウィンさんが逮捕された。最初は証人として出頭を命じられた。しかし、その後、国営鉱山会社ENAMI代表団に対する襲撃に関わったとして起訴された。ENAMI代表団によると、2014年4月6日、鉱山開発を推進するためにインタグを訪れた時、7人のグループに車を止められ、運転手が殴られ、フロントガラスに石をぶつけられたという。

ダーウィンさんは、証拠が不十分どころか医師など複数の証言で、襲撃当時、膝の怪我で自宅にいたことが明らかだった。

さらにヴィクトルさんも国家反逆罪に問われている。これは最高懲役6年の罪である。2014年9月15日、裁判官は、ダーウィンさんを同容疑で起訴する証拠が十分に存在するという判断を下した。

2人は、インタグ地方の環境や農民たちの水への権利に及ぼす影響を懸念し、長年にわたって鉱山開発に反対する運動を続けてきた。根拠のない起訴は、彼らを沈黙させ、鉱山開発への反対運動を潰すためだと考えられる。

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追加情報

エクアドル北部に位置するインタグは、亜熱帯の森林と生物多様性に富んだ地域である。インタグで最初の鉱山開発が進められた1990年代初頭に、住民らが開発に反対する運動組織を結成した。活動家たちは、国営鉱山会社ENAMIが推し進めるプロジェクトが、地域の水資源をはじめ環境を害すると考えている。

開発に反対する人びとは、長年、脅迫や嫌がらせ、攻撃を受けている。これにはエクアドルのラファエル・コレア大統領が、毎週の市民に向けたテレビ演説の中で、活動家らの運動を攻撃する発言をしていることも含まれる。

2014年5月には、フニン村がENAMIを支援するために大量の警察官が常駐していることを非難した。警察官らは鉱山の試験開発を行っていたとされている。住民は、この大規模な警察の存在が日常生活を脅かし、移動の自由の権利を制限していると訴えた。現場を調査した人権委員会は、警察官の存在が住民らの移動の自由や表現・結社の自由などの権利を制限しており、事実上の非常事態であると判断した。

鉱山開発の影響を受けている住民らは、特に、話し合いがないということを懸念している。当局は繰り返し、採掘産業の拡大が国の発展に必要であるだけでなく、有益であると主張し、決定過程への参加を求める住民の声を無視し続けてきた。社会に有益と思われるプロジェクトや政策であっても、人びとの権利に影響を及ぼす場合は、国際人権基準に沿って決定がなされることが重要である。そのためには、住民が決定過程に参加し、情報にアクセスし、協議する権利が尊重されなければならない。

近年、先住民族や農民の指導者たちに対する根拠のない刑事訴追が問題になっている。これは彼らの表現、集会、結社の自由の権利を抑制するために、意図的に行われていると考えられる。とりわけ自然資源に関連する法や政策反への反対運動の中で、指導者たちがテロ、破壊行為、非合法団体、誘拐、殺人、傷害、強盗、建造物侵入、公道の不法占拠などの刑事事件で起訴される事例が増えてきている。

アクションしてください。

スペイン語、英語、日本語のいずれかで以下の内容のアピールを作り、ファクス、Eメール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用ください。

  • ダーウィン・ハビエルさんとヴィクトル・ウーゴ・ラミレス・ピエドラさんに対する根拠のない刑事訴追について、深く憂慮する。訴追は、インタグ地方の環境や農民たちの水への権利に及ぼす影響を懸念し、長年続けてきた2人の鉱山開発への反対運動を粛清するためだと考えられる。
  • 当局は、2人に対する国家反逆罪の容疑を立証する明確な証拠を提示するか、あるいは起訴を取り下げ、ダーウィンさんを即時かつ無条件に釈放すること。

宛先
Minister of Justice, Human Rights and Worship
Dra. Ledy Zúñiga Rocha
Ministerio de Justicia, Derechos Humanos y Cultos
Av. Colón entre Diego de Almagro y Reina Victoria
Quito, Ecuador
Email: comunicacion@minjusticia.gob.ec
書き出し: Dear Minister / Sra. Ministra

Attorney General(検察長官)
Dr. Galo Alfredo Chiriboga Zambrano
Fiscalía General del Estado
Av, Patria y 12 de Octubre
Quito, Ecuador
Fax: +593 2 398 5800 ext. 163 030
Email: serranoam@fiscalia.gob.ec
書き出し: Dear Public Prosecutor / Señor Procurador General

コピー宛先
駐日エクアドル大使館
〒106-0031 東京都港区西麻布4-12-24 興和38ビル806号室
Email:info@ecuador-embassy.or.jp

アピール例文

Minister of Justice, Human Rights and Worship
Dra. Ledy Zúñiga Rocha
Ministerio de Justicia, Derechos Humanos y Cultos
Av. Colón entre Diego de Almagro y Reina Victoria
Quito, Ecuador
↑ここに宛先を記入

Dear Minister
↑ここに書き出しを記入

I am writing to express my grave concern on the criminal proceedings against brothers Victor Hugo and Darwin Javier Ramirez Piedra. Darwin and Victor are well known and outspoken community leaders and environmental activists who have campaigned for years against the impact of mining on the environment and the right to water of peasant communities in the Intag region. Despite a lack of evidence, the two has been charged with rebellion. Darwin has been in preventive detention since April 2014 and Vitor is at large.

The unsubstantiated charges against them seem to be an attempt to silence them and put an end to the long-standing opposition of their community to mining activities on their land.

I, therefore, urge you to present solid evidence to substantiate the charge of rebellion against the two, or to drop the charges and release Darwin immediately and unconditionally.

Your attention on this matter would be highly appreciated.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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