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ロシア連邦:
ロシア人ジャーナリストに殺害の脅迫

最新情報:
2015年6月20日
国名:
ロシア連邦
対象者:
エレナ・ミラシナ(女性)
期限:
2015年7月23日
配信日:
2015年6月20日
UA No:
131/2015

独立系新聞のノバヤ・ガゼータ紙でチェチェンに関する報道を行っているエレナ・ミラシナさんが、殺害を予告する脅迫を受けた。その脅迫は、チェチェン政府のオンライン通信グロズヌイ-インフォームの記事の中で、伝えられた。

エレナ・ミラシナさん殺害をほのめかす記事は、チェチェン政府が運営するオンライン通信、グロズヌイ-インフォーム上に5月19日に掲載された。このオンライン通信はチェチェン国務省が設立した。

ミラシナさんは、17歳のチェチェンの少女が、その少女の3倍も年上で、しかも既婚者であるとされる警察署長に強制的に結婚させられようとしていることを、報道していた。その直後、今回の記事が掲載された。この少女の話はロシア国内で広く報道されて以降、ロシア市民から抗議がおきていた。チェチェンのムザン・カディロフ大統領らは公然と警察署長を援護し、Instagram(インスタグラム)で、ミラシナさんがチェチェンの人々の私生活について嘘をつき、干渉していると非難した。

グロズヌイ-インフォームの記事は、エレナ・ミラシナさんと、同じノバヤ・ガゼータ紙の記者で2006年に暗殺されたアンナ・ポリトコフスカヤさんを比較している。この殺害犯として有罪判決を受けた者には、ロシアの元警察官数人と2人のチェチェン出身者がいた。記事は、ミラシナさんが、元同僚と同様に、「母国を侮辱するために西側に利用された」と主張している。記事によると、「元同僚の殺人はロシアの外敵によって旨いタイミングで企てられ、今、ミラシナが次の犠牲になるタイミングが近づいてきている」とした。

記事の掲載から2週間後の6月2日、チェチェン当局は、人権擁護団体やノバヤ・ガゼータ、コメルサント、ラジオ局であるエコー・オブ・モスクワ、オープン・ロシアなどのメディアが行う「チェチェンとロシアに対するプロパガンダ戦」に反対するために、集会を開くと発表した。計画は後日キャンセルされたが、ミラシナさんがチェチェンで仕事を継続する限り、当局は殺害をほのめかして脅迫する方針にシフトしたようだ。

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追加情報

エレナ・ミラシナさんはチェチェンに関してこの数年間、取材しており、北カフカスの人権問題についてノバヤ・ガゼータ紙に報道しながら同地域を広く旅行している。5月16日の17歳の少女と警察署長の結婚式の2日前に、その少女が住む村に向かってエレナ・ミラシナさんが、運転していたところ、警察によって停止を命じられた。警察は彼女に、彼女の身の安全について心配していると伝えた。

エレナ・ミラシナさんは、記者として今までに、勇敢な報道をした故に、数多くの脅迫と嫌がらせに受けてきている。2012年4月4日には、モスクワ郊外で、見知らぬ3人の男たちに襲撃され、繰り返し蹴られ、頭部を殴打された。その年に、しばらく経って、この襲撃に関係していたとして3人の男が明らかになったけれども、エレナ・ミラシナさんは、これらの男が本当に襲撃に関係していたかどうかは疑わしいと疑義を表明した。また、その後の裁判で、2人が有罪判決を受けたが、果たして公正かと、彼女は懸念を表明した。

アクションしてください。

ロシア語または英語で以下のアピール文を作り、航空便、航空書簡(全世界90円)、電報、ファックス、あるいはeメールで、できるだけ早く送って下さい。同じ内容のアピール文が後に続きます。それをご利用ください。

  • エレナ・ミラシナさんと北カフカスおよび他のロシアで仕事をしている他のすべての独立系メディアの記者に、彼らの要望に沿って有効な保護を与えるように、ロシア当局に要求する。
  • エレナ・ミラシナさんを脅迫するグロズヌイ-インフォームの記事の中で名指しされた人々など、ジャーナリストや人権擁護活動家に対するすべての脅迫を公的に非難することを当局に要求する。
  • 北カフカスおよび他のロシアで仕事をしているジャーナリストや人権擁護活動家に対するすべての脅迫および攻撃に関して迅速かつ徹底的に調査し、その様な攻撃の責任者全員に対し、公正な裁判を行うように要求する。

宛先
Chairman of the Investigation Committee(調査委員会議長)
Aleksandr Ivanovich Bastrykin
Investigation Committee of the Russian Federation
Tekhnicheskii pereulok, dom 2
105005 Moscow, Russian Federation
Fax: +7 499 265 90 77, +7 499 265 97 75
Twitter: @sledcom_rf
書き出し: Dear Chairman

President of the Russian Federation (ロシア大統領)
Vladimir Vladimirovich Putin
ul. Ilyinka, 23
103132 Moscow, Russian Federation
Fax: +7 495 910 21 34
Twitter: @KremlinRussia, @KremlinRussia_E (English)
書き出し:Dear President

コピーの送付先
駐日ロシア大使
Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Russian Federation to Japan
Evgeny Afanasiev
Azabudai 2-1-1,Minato-ku,
106-0041 Tokyo,
Tel: +81-3-3583-4224
Fax: +81-3-3505-0593

アピール例文

Vladimir Vladimirovich Putin
President of the Russian Federation
ul. Ilyinka, 23
103132 Moscow, Russian Federation
↑ここに宛先を記入

Dear President;
↑ここに書き出しを記入

I am writing to express my deep concern that Elena Milashina, a Russian journalist covering Chechnya at the independent Novaya Gazeta newspaper, received death threats.

I urge you to ensure effective protection for Elena Milashina and all other independent journalists working in the North Caucasus and anywhere else in Russia, in accordance with their wishes.

I further urge you to publicly condem all threats against journalists and human rights defenders, including those made in the article threatening Elena Milashina published in Grozny-Inform.

I also urge you to promptly and thoroughly investigate any threats and attacks against journalists and human rights defenders in the North Caucasus and anywhere else in Russia, and to ensure fair trial procedures against anyone found responsible for such attacks.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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