最新情報:
2015年10月13日 (更新情報)
更新履歴:
2015年10月 1日
国名:
トルコ
対象者:
シリア難民(男女)
期限:
2015年11月19日
配信日:
2015年10月13日
UA No:
208/2015

10月5日、トルコ南部オスマニエ県ディジジェの難民キャンプから106人のシリア難民が解放された。この中には、9月15日に沈没する船から救助され、9月17日以後同キャンプに収容されていた85人がいる。これらシリア難民はトルコから出国するまでの猶予期間が16日間だと通告されている。

解放された106人中の数人が10月5日にアムネスティ・インターナショナルに語ったところでは、解放の前に、内容が分からない、トルコ語の文書に署名させられたという。文書の内容は翻訳されず、コピーはもらえなかった。文書に署名すると、トルコ出国までの猶予期間は16日間しかないと通告された。

暫定的保護は、トルコの外国人・国際保護法に基づいてシリア難民に与えられるはずのものだ。しかし、当局がそれを認めるのか、あるいは、出国命令を執行しようとするのかは明らかでない。

現在もキャンプにいるあるシリア難民によれば、56人(主に女性と子供)がキャンプに留まっており、10月5日に解放された106人と同じ条件での解放を待っている。

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追加情報

ディジジェの難民キャンプには、150人のシリア難民がいたが、9月15日にトルコ西部のボドラムからギリシャのコス島へ船で渡ろうとした難民の一部だった。乗船していた人びとはイラク難民を含め総数250人を超えた。難民の話では、トルコの沿岸警備隊が船に数発発砲し、その後船が沈んだという。沿岸警備隊によると、249人を救助し、子どもを含む22遺体を収容したという。難民の大多数は、もともとボドラムやその周辺で拘束され、その後9月17日にオスマニエ県ディジジェの難民キャンプに移された。この移送は難民の意思に反していたし、移送場所も告げられなかった。

ディジジェの難民キャンプに収容されていて、保護が必要な難民の数を公式に発表するようにトルコ当局に求めているが、現在にいたるまで情報はない。同キャンプのシリア難民によれば、バブ・アルハワかバブ・アルサラムで国境を越え、シリアへ帰国することに同意しなければキャンプを出られないと当局に言われている。いずれの国境地域も、人権侵害に関わっている武装グループの支配下にある。

「イラク難民のほとんどは、1月以内にイラクへ帰国することを条件に解放されている」と、同キャンプに収容されているイラク難民も伝えている。トルコ語の文書に署名するように言われたが、内容は理解できなかった。アムネスティが聞き取りをした難民の1人は、現在イラクに戻っているが、身の危険があるため姿を隠している、と語った。

アクションしてください。

トルコ語あるいは英語で、以下の内容のアピール文を作り、航空書簡(全世界90円)、ファックス、あるいはeメールで、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用ください。

  • 内務大臣に対し、外国人・国際保護法に従ってシリア難民を暫定的保護の対象とするように求める。
  • 同大臣に対し、難民をシリアへ強制送還しないように求める。
  • 同大臣に対し、キャンプ内で恣意的な拘禁を行うことがないこと、また難民、庇護希望者の自由の権利を制限するいかなる措置も例外的なものとし、かつ、個々の事案を勘案して行うように求める。

宛先
Minister of Interior(内務大臣)
Mr Selami Altınok
İçişleri Bakanlığı
Bakanlıklar
Ankara, Turkey
Fax: +90 312 425 85 09
Email: ozelkalem@icisleri.gov.tr
書き出し: Dear Minister

コピー宛先
Dr Hikmet Tülen, Chair of the Human Rights Institution(人権機関議長)
Yüksel Caddesi No. 23, Kat 3, Yenişehir
06650 Ankara, Turkey
Fax:  +90 312 422 29 96

Mr Atilla Toros, Director General(移住管理総局長)
Directorate General of Migration Management
Lalegül Çamlıca Mahallesi 122.
Sokak No:2/3 06370, Yenimahalle
Ankara, Turkey
Fax: +90 312 422 09 00
Email: gocidaresi@goc.gov.tr

駐日トルコ大使館
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2丁目33-6
電話:03-6439-5700
特命全権大使:アフメト・ビュレント・メリチ 閣下
His Excellency Mr. Ahmet Bülent MERIÇ

アピール例文

Mr Selami Altınok, Minister of Interior
İçişleri Bakanlığı
Bakanlıklar
Ankara, Turkey
↑ここに宛先を記入

Dear Minister;
↑ここに書き出しを記入

On October 5, 106 Syrian refugees were released from a camp in Düziçi, in the southern province of Osmaniye. The group included 85 individuals who had been held in the camp since 17 September, after they were rescued from a sinking boat on 15 September. The Syrian refugees have been told they have 16 days to leave Turkey.

I urge you to grant those Syrian refugees temporary protection status in line with Turkey’s Law on Foreigners and International Protection.

At the same time, I call on you to ensure that they are not forcibly returned to Syria.

I also urge you to ensure that refugees are not arbitrarily detained in camps and that any measure that restricts the right to liberty of refugees and asylum-seekers must be exceptional and based on a case-by-case assessment.

Thank you for your prompt attention to the above.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入