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アルゼンチン:
アルゼンチン 不慮の流産で殺人罪

最新情報:
2016年6月 7日 (更新情報)
更新履歴:
2016年5月 6日
国名:
アルゼンチン
対象者:
ベレン(女性)
期限:
2016年7月12日
配信日:
2016年6月 7日
UA No:
095/2016

ベレンさんは、公立病院での流産後、依然としてアルゼンチン北部、トゥクマン州で拘束されている。5月12日、保釈は却下された。今回の拘束は、医療従事者と警察官に、プライバシーを侵害され、不当な告発を受けた結果だった。

2014年3月21日、ベレンさんは、サンミゲルデトゥクマンのアベヤネダ公立病院へ行き腹痛を訴えた。医師は、彼女が流産したことを告げた。ベレンさんは、妊娠していたことに気づかなかった、という。病院の職員が後に、トイレで胎児を発見し、それがベレンさんの「息子」であると、警察に告発した。証拠も、彼女と関連付けるDNA鑑定もなかった。手術後、ベレンさんがベッドで目を覚ますと、数人の警察官に取り囲まれ、陰部を検査された。これは残虐、非人道的または品位を傷つける取り扱いに該当する。国際法及び国際基準では、相手が法執行官であっても、個人の医療情報を本人の承諾なく第三者に開示することは、プライバシーの権利の侵害だ。

ベレンさんは、故意に堕胎したとして起訴され、2年以上にわたり、公判前勾留に置かれていた。検察官はその後、起訴を加重殺人に切り換えた。これは、より重い最高25年の刑が科せられる可能性がある。2016年4月19日、トゥクマン州刑事審議会第3審議会は、ベレンさんに殺人罪で8年の実刑を宣告した。5月3日、ベレンさんの弁護団は控訴し、即時保釈を求めた。しかしながら裁判所は、逃亡する恐れがあるとして、5月12日、保釈を却下した。裁判所は、ベレンさんが衰弱していて、州外に出ることができないことを示す根拠がないとした。ベレンさんは、判決がいまだに署名されていないため、予防拘禁に置かれたままだ。予防拘禁は、自由であることが原則の一般規定に対する例外であり、無罪推定と共に、訴訟手続き上、その拘禁継続を正当化する立証責任は、国にある。

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追加情報

アルゼンチンでは、妊娠中絶をした人は、1年から4年の実刑を受ける恐れがある。法律は、妊娠中の女性の生命や健康に危険があるとき、また妊娠がレイプの結果であるときには、中絶を認めている。流産や妊娠中の合併症は犯罪ではない。

性と生殖の権利は、国内外の人権法で保護されている。それは人々が性と生殖生活について、暴力、強制、差別のないところで、詳細な情報を得たうえで決断する権利と、この決断を尊重することを法制化したものである。この中には何よりも、健康、個人の品位、自主、平等の権利が含まれる。

アクションしてください。

スペイン語もしくは日本語で以下の内容のアピールを作り、航空便、航空書簡(全世界90円)、電報、ファックス(あるいはeメール)で、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用ください。

  • ベレンさんを即時かつ無条件に保釈し、彼女を含め、流産や産科合併症を患っている少女や女性を刑事事件の対象としないよう、当局に強く求める;
  • 医療関係者に、医者の患者の守秘義務は保障されていることを指導し、女性のプライバシーの権利を守らなかったものに制裁措置をとる仕組みを、当局に求める;
  • 医療関係者と警察官双方が犯した、不当な扱いとプライバシーの権利違反の疑惑について、迅速、公正、独立した調査を始めることを、当局に強く求める。

宛先
General Prosecutor, Province of Tucumán トゥクマン州検察庁長官
Edmundo Jesús Jiménez
Av. Samiento 431, 4000
San Miguel de Tucumán, Tucumán
Argentina
Fax: +54 381 4979135 
Correo-e: edmundojimeneztuc@gmail.comminfiscal@justucuman.gov.ar
書き出し: Dear Prosecutor/ Sr. Procurador

Health Ministry of Tucuman 州保健省
Rossana Chahla
Calle 25 de Mayo 90 T4109ADB
San Miguel de Tucumán, Tucumán
Argentina
Fax: +54 381 4844000 ext. 504/505
Email:rchahla@msptucuman.gov.ar
書き出し: Dear Minister/ Sra. Ministra

コピー宛先
駐日アルゼンチン大使館
〒106-0046東京都港区元麻布2丁目14-14
特命全権大使:ラウル・ギジェルモ・デジャン・ロドリゲス閣下
His Excellency Mr.Raul Guillermo DEJEAN RODRIGUEZ

アピール例文

General Prosecutor, Province of Tucumán
Edmundo Jesús Jiménez
Av. Samiento 431, 4000
San Miguel de Tucumán, Tucumán
Argentina
↑ここに宛先を記入

Dear Prosecutor;
↑ここに書き出しを記入

I am writing to express my grave concern on Belén who continues to be detained in Tucuman Province after suffering a miscarriage in a public hospital. On 12 May, her release was denied. Medical personnel and police officials violated her right to privacy and have unfairly accused and mistreated her.

I should be urging the authorities to  release Belen immediately and unconditionally, guaranteeing that no criminal process is conducted against her nor any other girl or woman who suffers a miscarriage or other obstetric complications.

I am also calling on them to instruct health professionals to guarantee the doctor-patient duty of confidentiality and to guarantee mechanisms to sanction anyone who fails to protect women’s right to privacy.

I am urging the authorities to open a prompt, impartial and independent investigation into the allegations of ill-treatment and infringements on the right to privacy committed both by health professionals and police officers.

Sincerely,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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