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ウクライナ:
ウクライナ 釈放直後保安局が息子を拉致

最新情報:
2016年8月 2日
国名:
ウクライナ
対象者:
ドミトロ・コロリョフ(男性)
期限:
2016年9月 9日
配信日:
2016年8月 2日
UA No:
180/2016

ドミトロ・コロリョフさんは、ウクライナ東部の分離主義勢力に参加したとして、逮捕、起訴され、2015年に執行猶予付き5年の判決を受けた。コロリョフさんは、昨年8月3日に拘束を解かれた後、国家保安局に拉致され、それ以来秘密裏に拘禁されているという。母親は、息子の身の安全を案じている。

コロリョフさんは、ウクライナの機動隊員だったが、2014年6月、親ロシア派の分離主義勢力に加わった。1カ月後にはこの分離勢力から離れ、自宅に戻った。翌年の1月5日に逮捕され、7月2日には非合法武装集団の創設と徴兵忌避の容疑で有罪になり、執行猶予付き5年の判決を受けた。釈放される8月3日、家族が、拘禁施設の前で待機していた。真夏の暑さを我慢できなくなり、建物の入り口が見えない日陰へ移動したという。その直後、助けを求める息子の声が聞こえた。大急ぎで戻ったが、もう姿は見当たらなかった。複数の目撃者によれば、コロリョフさんらしき男性が、拘禁施設を立ち去ろうとする際に、何者かに取り押さえられて、車に押し込まれた。車は走り去って行った。ナンバープレートから、車はウクライナ保安局のもののようだった。それ以後、行方不明である。

10月に、コロリョフさんは思いがけなく母親に電話を掛けてきて、「ドネツクの分離派当局に、是非自分を捕虜交換リストに加えてくれるように頼んでほしい」と伝えた。電話は4月、5月、6月に繰り返しあり、自分が捕虜交換のために、秘密の施設で保安局に拘束されていることを確認した。

母親は息子が拉致されたことを当局に届け、2015年8月8日にこの失踪の公式捜査が始まった。その後、国家保安局から、8月3日に拘禁施設から釈放されて以降の消息はわからないという回答が届いた。

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追加情報

7月21日、アムネスティ・インターナショナルと ヒューマン・ライツ・ウォッチ は、ウクライナ東部に於ける恣意的拘禁、強制失踪、拷問に関する共同報告書を発表した。虐待の中でもとりわけ、同報告書は政府の支配地域に於ける強制失踪の事例を明らかにしている。報告書はハルキウ、クラマトルスク、イジューム、マリウポリにある国家保安局の敷地で、不法かつ誰にも知られない状況下での拘禁が行われている証拠を挙げている。6週間〜15ヶ月間、同局職員により、不法に誰にも知られない状況下で拘束されていたと主張する3人の説得力ある詳細な証言が含まれている。

アクションしてください。

英語で以下のことがらをウクライナ当局に求めるアピール文を作り、ファックス、Eメール、航空書簡(全世界90円)でできるだけ早く送ってください。同じ内容を盛り込んだアピール例文が後に続きますので、それをご利用ください。

  • 2015年8月3日以後のコロリョフさんの安否と居場所を家族に明らかにし、2015年7月2日の裁判所の決定に従って、ただちにコロリョフさんを釈放すること。
  • ただちに強制失踪を停止し、被害者たちに充分な賠償を行うこと。
  • 本件の加害責任者に公正な裁判の基準を満たす手続きで法の裁きを受けさせること。

宛先
Anatoliy Matios,
Chief Military Prosecutor of Ukraine(ウクライナ軍事法廷首席検察官)
Vul. Riznytska 13/15 01601, Kyiv
Ukraine
Fax: +380 44 280 2603
Email:press-service@gp.gov.ua
書き出し: Dear Mr Matios

Vasyl Hrytsak
Head of SBU(国家保安局長)
Volodymyrska St., 35
01601 Kyiv-34
Ukraine
Fax: +380 44 226 3431
Email:pressinfo@ssu.gov.ua
書き出し: Dear Mr Matios

コピーの宛先
A.M. Polyakh,
Presidential Commissioner for Supervision of the SBU (国家保安局担当大統領付長官)
Vul. Riznytska 13/15 Vul. Bankova, 11
01220 Kyiv
Ukraine
Email:polyakh@apu.gov.ua

駐日ウクライナ大使
〒106-0031 東京都港区西麻布3-5-31
特命全権大使:イーホル・ハルチェンコ 閣下
His Excellency Mr. Ihor KHARCHENKO

アピール例文

Anatoliy Matios,
Chief Military Prosecutor of Ukraine
Vul. Riznytska 13/15
01601, Kyiv
Ukraine
↑ここに宛先を記入

Dear Mr Matios,
↑ここに書き出しを記入

I am writing this to express my grave concern for Dmytro Koroliov, a former Ukrainian riot pliceman, who joined the pro-Russian separatist forces in June 2014, leaving them a month later.

He was arrested on January 5, 2015 and on July 2, 2015, he was convicted of creating an unlawful armed group and dodging conscription. He was given a suspended five-year sentence. On August 3, when he was due to be released, a man whose description matched his according to eyewitnesses, was apprehended by a group of unknown men while he was leaving the detention centre. He has been missing since then.

Dmytro Koroliov unexpectedly called his mother in October asking her to urge the de facto separatist authorities in Donetsk to include him in the prisoner exchange list. He called her again in April, May, and June, confirming that he was being held in secret detention by the SBU for a prisoner exchange.

His mother reported his abduction to the authorities, and an official investigation into his disappearance was opened on August 8, 2015. She received official replies from the SBU, among other agencies, which denied knowledge about his whereabouts after his official release from the detention centre on August 3, 2015.

I, therefore, urge you to reveal Dmytro Koroliov’s fate and whereabouts after August 3, 2015 to his family, and immediately release him in accordance with the court’s decision of July 2, 2015. Please immediately end the practice of enforced disappearances, and provide victims with full reparation. I also call on you to bring those responsible for this practice to justice in proceedings that meet fair trial standards.

Thank you for your prompt attention to the above.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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