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フィリピン:
ドゥテルテ大統領のもとで絶えぬ殺害

最新情報:
2016年9月27日 (更新情報)
更新履歴:
2016年8月13日
国名:
フィリピン
対象者:
期限:
2016年11月 1日
配信日:
2016年9月27日
UA No:
186/2016

フィリピンではドゥテルテ大統領が6月30日に就任して以来、警察や自衛団によって3千人もの人々が殺害されてきた。その殆どが超法規的処刑に相当する。大統領は、殺害は今後も続くと断言している。

6月30日にドゥテルテ大統領が就任して以来、国が容認する暴力行為が多発し、9月20日現在少なくとも3千人が殺害された。大統領は9月6日の演説で、薬物使用や密売の疑いがあれば「取り締まる」と宣言し、殺される者がさらに増えることを認めた。そして9月16日にはこの方針をあと6か月延長すると発表した。

国内で相次ぐ殺害の結果、司法機関の介在や法手続きが不在の状況で、不法行為や「刑罰」が増えた。違法な殺害は、薬物使用者や売人だけでなく、たまたま近所にいたり見物していた人にも及ぶことも多かった。中には、5才児もいた。

国際法のもと、フィリピンは生きる権利を常に尊重し守る法的義務がある。国際法と国際基準は、警察の武力行使は、絶対に必要で目的にかなう範囲の場合に厳しく限定している。警察は、武力を行使する前に非暴力的な方法を取ることとし、いかなる相手にも、たとえ容疑者でも、その生命・自由・安全の権利を十分に尊重する前提で職務に当たらなければならない。暴力や差別の挑発は、国際法で禁じられている。また、社会の暴力行為を多発させる可能性がある。 役人の命令や国の共謀や黙認による違法で意図的な殺害は、超法規的処刑に相当し、国際法で禁止されている犯罪だ。超法規的処刑や他の違法な殺害の、信頼に足る疑いがあれば、その人物を起訴し公正な裁判にかけるべきだ。

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追加情報

警察当局によると、大統領が6月30日に就任して以来、3千人以上が殺された。その中には、逮捕時に抵抗した容疑者1105人と、自警団による2035人が含まれている。議会は、8月からこれらの殺害の調査を開始した。その中で、大統領がダバオ市長だった25年間に、千人以上の犯罪者と宿敵の政治家の殺害を命じたという、その命令を受けた者の証言も出てきた。9月14日、ゼイド・ ラアド・アル・フセイン国連人権高等弁務官は人権理事会の席で、相次ぐ殺害を指示してきた大統領を批判した。その後、大統領は、国内外の機関が調査に入ったとしても、薬物犯罪の「取り調べ」をやめることはないと語った。

 国連の「法執行官のための行動綱領」や「法執行官による力および火器の使用に関する基本原則」などの国際基準によれば、治安部隊は武器の使用に関し必要性と合理性の原則に則り、人命が危険にさらされており、かつ危険排除の手段が他にないときにのみ、銃器を使用するべきだとしている。

アクションしてください。

英語、タガログ語のいずれかで以下の当局への要請を盛り込んだアピール文を作り、ファックス、Eメール、航空書簡のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英文の場合は、後の英文サンプルをご利用ください。

  • 大統領に対して、超法規的処刑やその他違法な殺害をただちに非難し、法執行官に対しては武力を行使する場合は国際法と国際基準を厳守するよう求める。
  • 警察による致死的武力行使、超法規的処刑、違法殺害について、すみやかに、独立した公平な捜査を行い、加害者が公平な裁判手続によって裁かれるよう、当局に要請する。
  • 第三者による警察監視機関を設けて、警察官の行動を監視し、証人の安全を確保し、可視化と責任説明のルールが機能するよう努めることを要請する。

宛先
President Rodrigo Duterte(大統領)
Malacanang Palace,
1000 Jose P Laurel Sr,
San Miguel, Manila,
Metro Manila,
Philippines
Email:pace_op@malacanang.gov.ph
書き出し: Your Excellency

Ronald dela Rosa(国家警察長官)
Philippine National Police Headquarters
Camp General Crame,
Quezon City, Metro Manila,
Philippines 1100
Email:srd.do@pnp.gov.ph
書き出し: Director General

コピー宛先
Philippines Commission on Human Rights(人権委員会)
SAAC Building,
Commonwealth Avenue

UP Complex, Diliman, Quezon City
Email:flora_atilano@yahoo.com

駐日フィリピン大使館
フィリピン共和国大使館
〒106-8537東京都港区六本木5-15-5
特命全権大使:マニュエル・エム・ロペス閣下
His Excellency Mr.Manuel M.LOPEZ

アピール例文

President Rodrigo Duterte
Malacanang Palace,
1000 Jose P Laurel Sr,
San Miguel, Manila,
Metro Manila,
Philippines
↑ここに宛先を記入

Your Excellency;
↑ここに書き出しを記入

I am writing this letter to express my grave concern on Approximately 3000 people have been killed by police and unknown vigilantes since President Duterte came into power on 30 June. Many may amount to extrajudicial executions. The President has vowed that the killings will continue.

I am therefore urging the President to condemn extrajudicial executions and other unlawful killings and call on law enforcement officials to abide strictly by international law and standards on the use of force.

I also urge the authorities to ensure prompt, independent and impartial investigations into all reports of use of lethal force by the police, extrajudicial executions and other unlawful killings and ensure those responsible are brought to justice through a fair trial process.

Lastly I should asking them to ensure that police activities are subject to independent oversight by setting up an independent police oversight body, protection of witnesses and enhanced transparency and accountability mechanisms.

Your attention on this matter would be highly appreciated.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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