最新情報:
2017年1月12日
国名:
トルコ
対象者:
バルバロス・シャンサル(男性)
期限:
2017年2月17日
配信日:
2017年1月12日
UA No:
017/2017

ファッションデザイナーでLGBTIの活動家であるバルバロス・シャンサルさんが、先日の大晦日にSNSでシェアしたビデオやツイートが、大衆の嫌悪と敵意を惹起したヘイトクライムに当たるとして拘束された。その翌日、トルコに送還され、現在、トルコで拘禁されている。

シャンサルさんは、SNSでジャーナリストが多数拘束され、腐敗や子どもの虐待が絶えないなかで新年を祝うトルコの人々の気持ちがわからないと批判し、「トルコなんかクソくらえ」と締め括った。1月2日、シャンサルさんは北キプロスからトルコに送還された。弁護士によると、北キプロス当局は、正式な送還文書を出していない。

また、シャンサルさんは、イスタンブールのアタチュルク空港に到着後、トルコ警察に拘束されるまでの間に空港の係員3人に襲われ、負傷した。1月4日現在、この襲撃事件の捜査は行われていなかった。また、弁護士によると、襲撃の様子を写したビデオがネットにアップされ、襲撃した係員3人を雇用する会社は、彼らの懲戒処分を検討すると発表した。

現在、シャンサルさんはイスタンブールに近いシリヴリ刑務所に拘禁されている。

SNSの使用は表現の自由の権利であり保護されており、犯罪の対象にならない。アムネスティは、以前からトルコ刑法216条を改正して表現の自由の制限の許容される範囲を逸脱している第2項を削除することによって国際基準に適合したものにするように申し入れてきた。

アクションしてください。

英語あるいはトルコ語で以下の当局への要請を盛り込んだアピール文を作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)などで、できるだけ早く送付してください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用いただいても結構です。

  • シャンサルさんを即時無条件に釈放するか、容疑を取り消す。
  • 襲撃に関わった者を捕え、罪を問う。
  • 刑法126条の第2、3項を削除する。

宛先
Minister of Justice(法務大臣)
Mr. Bekir Bozdağ
Ministry of Justice
Adalet Bakanlığı, 06659 Ankara, Turkey
Fax: +90 (0312) 419 33 70
Email:ozelkalem@adalet.gov.tr
書き出し: Dear Minister

コピー宛先
トルコ共和国大使館
〒150-0001東京都渋谷区神宮前2丁目33-6
特命全権大使:アフメト・ビュレント・メリチ閣下
His Excellency Mr. Ahmet Bülent MERIÇ

アピール例文

Mr. Bekir Bozdağ
Minister of Justice
Ministry of Justice
Adalet Bakanlığı, 06659 Ankara, Turkey
↑ここに宛先を記入

Dear Minister
↑ここに書き出しを記入

I am writing this to express my grave concern on a fashion designer and LGBTI activist Barbaros Şansal who is being held in pre-trial detention, accused of ‘inciting the public to hatred or hostility’ for a video message and tweet he shared on social media on New Year’s Eve. He was detained on the territory of northern Cyprus and extradited to Turkey the next day. He was assaulted on arrival in Istanbul on the airport apron. According to his lawyer, the authorities in the territory of northern Cyprus had not provided a document attesting to a formal extradition decision.

I am calling on the Turkish authorities to immediately and unconditionally release Barbaros Şansal from pre-trial detention and drop the charges against him. I believe that the authorities should start a criminal investigation into the assault on Barbaros Şansal and bring all those found to be responsible to justice.

I also need to add that the paragraphs 2 and 3 of Article 216 of the penal code should be repealed.

Your attention on this matter would be highly appreciated.

Sincerely,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入