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イラン:
イラン:スパイ行為を拒否して死刑判決

最新情報:
2019年8月15日
国名:
イラン
対象者:
アーマドレザ・ジャラリ(男性)
期限:
2019年9月17日
配信日:
2019年8月15日
UA No:
038/2017

不当な裁判で死刑判決を受けた医者のアーマドレザ・ジャラリさんが、別の犯罪を自白しなければ死刑を執行すると脅迫されているという。

イラン生まれでスウェーデン在住の医者で研究者のジャラリさんは、2016 年に仕事でイランを訪れた時に逮捕された。後に家族に送った手紙によると、ヨーロッパの研究機関とのつながりを利用して、情報を入手してほしいというスパイ行為を断ったことへの報復だという。

取り調べでは、拷問を受け、根も葉も無いスパイの自白を迫られた。「自白しないと、家族を殺す」などと脅された。ビデオカメラの前で、取調官が書いた声明文を読まされ、嘘の自白をした。後に、そのビデオは国営テレビの番組で流された。

2017年10月、革命裁判所で「重大な堕落」とスパイ罪で死刑を宣告された。著しく不公正な裁判だった。アムネスティは、「重大な堕落」の罪の条項は、極めて曖昧で国際法が求める明確さに欠け、合法性と法的明確性の原則にも反すると繰り返し主張してきた。

弁護団は昨年12月9日、最高裁が、弁護の機会を与えることなく略式裁判で死刑判決を支持したことを知った。

家族が政府関係者から得た情報によると、本人は、7月29日に革命防衛隊が所轄する秘密の拘禁施設に収容されたという。

何度かの短い電話で家族に話したところでは、独房に監禁され、別の罪の自白を迫られているということだった。本人は、憔悴している様子だったという。もし、今回も自白を強要し、その様子を放映すれば、推定無罪の原則と自白を強要されない権利の侵害にあたる。これらの権利は、イランも加盟する市民的および政治的権利に関する国際規約でも保証されている。

ジャラリさんは、3年間以上の勾留中、必要とする治療を一度も受けることができなかった。昨年受けた3度の血液検査で、白血球の数が減っていることがわかった。今年初めの診断では、一般の病院で、血液と腫瘍の専門医の診察を受けることを勧められた。しかし、その後も放置され、外部の病院で血液検査を受けたのは、7月半ばで、その時に医者が勧めた再検査は、まだ受けられていない。2016年4月の逮捕時75kgあった体重は、今は51kgだ。

弁護士は2017年12月以降、司法審査を少なくとも2回、要求した。一度目は拒否され、二度目は、審議中だ。

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追加情報

ジャラリさんは、イラン生まれでスウェーデン在住の医師・研究者で、2016年4月、仕事でイランを訪れた時に諜報省職員に逮捕され、刑務所に7カ月間、勾留された。3カ月間は独房に入れられ、弁護士との連絡はできなかった。スパイ行為を否定し、容疑は当局によるでっち上げだと申し立てた。

ジャラリさんが自白をさせられたときに撮られた動画は、昨年12月、イラン国営テレビの「悪の根を断つ」と題した番組で放映された。ナレーションでスパイとして紹介され、大げさな音響やグラフィックなどでドラマ仕立ての自白映像が流れた。

2017年11月、恣意的拘禁に関する国連作業部会は、イラン政府に対してジャラリさんの即時釈放と補償の権利を認めるよう求めた。というのも、逮捕状もなく拘束し、その後起訴せずに10カ月も勾留したことで、ジャラリさんから勾留の違法性を訴える機会を奪ったからだった。国連作業部会はまた、同氏の自由のはく奪は、公正な裁判を受ける権利の重大な侵害で、恣意的なものであったとみなした。

アクションしてください。

英語またはペルシャ語で以下の当局への要請事項を盛り込んだ下の要請文を航空書簡(全世界90円)で、できるだけ早く送ってください。ご自身で要請文を作成されても結構です。

  • 直ちにジャラリさんの投獄場所を明らかにし、雑居房に移し、家族や弁護士との面会を認める。
  • 死刑判決を破棄し、釈放するとともに不当な拘禁期間に対する補償をする。

要請例文

Head of the Judiciary Ebrahim Raisi
C/o Permanent Mission of Iran to the UN
Chemin du Petit-Saconnex 28
1209 Geneva, Switzerland

Dear Mr Raisi,

Iranian-Swedish medical doctor and academic Ahmadreza Djalali was transferred, without prior notice and while blindfolded, from Tehran’s Evin prison to an unidentified location on 29 July 2019. The Iranian authorities have since concealed the details of his whereabouts from his family and lawyer, subjecting him to enforced disappearance. On 5 August, his family learned, through an informal government contact outside Iran, that he may be being held in a secret detention facility run by the Revolutionary Guards.

Ahmadreza Djalali has been allowed to make several brief phone calls to his family, revealing that he is being held in solitary confinement and is under renewed pressure to “confess” to new crimes. According to his family he sounded distressed during these phone calls and said that the authorities had threatened to implement his death sentence if he did not “confess”. Amnesty International understands that he was not able to provide his family with any additional information as security officials were present in the room, preventing him from speaking freely. Amnesty International asserts that, by extracting and airing forced “confessions”, Iranian authorities violate the right to the presumption of innocence, as well as the right not to be forced into incriminating oneself. These rights are guaranteed under the International Covenant on Civil and Political Rights, to which Iran is a party.

Ahmadreza Djalali was sentenced to death for “corruption on earth” in October 2017 following a grossly unfair trial conducted before Branch 15 of the Revolutionary Court in Tehran. Amnesty International has consistently asserted that the offence of “corruption on earth” fails to meet requirements for clarity and precision needed in international law, and also breaches the principle of legality and legal certainty. In a letter from inside Evin prison in August 2017, Ahmadreza Djalali said he was held solely in reprisal for his refusal to use his academic ties in European institutions to spy for Iran. On 9 December 2018, his lawyers learned that the Supreme Court had upheld his sentence in a summary manner without granting them an opportunity to file their defence submissions.

I urge you to immediately disclose the fate and whereabouts of Ahmadreza Djalali, remove him from solitary confinement and allow him to receive visits from his family and lawyer. I further call on you to quash Ahmadreza Djalali’s death sentence, release him immediately and accord him an enforceable right to compensation, as per the recommendation of the UN Working Group on Arbitrary Detention in his case.

Yours sincerely,

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