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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:
イスラエル:NGO職員の行政拘禁延長

最新情報:
2019年3月22日 (更新情報)
更新履歴:
2018年9月27日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
対象者:
アイマン・ナセル(男性)
期限:
2019年5月25日
配信日:
2019年3月22日
UA No:
171/2018

3月10日、被占領パレスチナ地域(OPT)にあるオフェール軍事法廷は、アイマン・ナセルさんの行政拘禁を更新し、さらに6カ月延長することを認めた。昨年9月17日からアイマン・ナセルさんは起訴や裁判もないまま、西岸地区ラマッラー近郊のオフェール刑務所に拘禁されている。ナセルさんは、パレスチナのNGO、「アッダミール囚人支援・人権協会」の法務部コーディネーターをしている。彼の拘禁は、今年9月7日まで続くこととなった

イスラエルの行政拘禁の制度は、拘禁された人びとの人権を侵害しているとして、アムネスティは、これまでも重大な懸念を表明してきた。この制度は、恣意的な拘禁を招きかねず、期間の延長や反復は、残酷で非人道的で品位をおとしめる処遇もしくは罰に相当する。

アムネスティは、ナセルさんの健康を大変憂慮している。彼は、1月21日に起きたオフェール刑務所への襲撃の際、殴打され催涙ガスで呼吸困難になり苦しんだ。家族によると、結腸の炎症や、腰背部の椎間板ヘルニアによる重い腰痛などに苦しんでいる。専門医による定期的な治療と検査が必要だ。

2018年9月9日、アイマン・ナセルさんは、被占領パレスチナ地域のラマッラー近郊のサッファ村の自宅を夜中に襲われてイスラエル軍に逮捕された。48歳で4人の子の父親であるアイマン・ナセルさんは、2008年からアッダミール囚人支援・人権協会に勤務し、最初は調査員として、その後、法務部のコーディネーターとなった。サッファ村にあるハンダラ文化センターの創立者の1人であり、会長も務めている。1998年に設立された同センターは、村の若者たちにダンスやスポーツ、芸術、教育のプログラムなどを提供している。エルサレム東部のアブ・ディスにあるアル=クッズ大学のソーシャル・ワークの学士号と教育社会心理学の修士号を持つ。

1992年から1997年にかけて、パレスチナ解放人民戦線(PFLP、武装部門を持つ左翼政党でイスラエルによって非合法化されている)に加入していたことなど複数の罪状で訴追され、イスラエルの軍事法廷で実刑5年を受け、服役していた。その後も2度、逮捕された。2012年10月15日に逮捕された際は司法取引後に13カ月間の実刑を宣告され、2014年9月18日に逮捕された際は、1年間、行政拘禁されている。

アッダミールによると、2019年1月20、21日に、イスラエルの特殊部隊がオフェール刑務所のセクション17、11、15を襲撃し、150人を超えるパレスチナの囚人たちを負傷させた。セクション11に収監されていたアイマン・ナセルさんは殴打され、催涙ガスによる呼吸困難に苦しめられた。イスラエル軍は警棒や犬、テーザー銃、催涙ガス弾、ゴム被覆金属弾を閉じられた監房内で使用し、囚人たちの生命を危険にさらした。この襲撃によって大規模な損害が生じ、重武装した部隊によって囚人たちの所持品が没収された。

2019年1月2日、イスラエルのギラッド・エルダン戦略問題・公安大臣が声明を出し、テロリズムを抑止する手段としてパレスチナ人の囚人と被拘禁者たちの獄中環境をより悪くすると言明した。この声明はイスラエルでの選挙に先立ち、支持を獲得するための人気取りのPRのようであった。それ以降、警棒や犬、テーザー銃を使用する重武装部隊による暴力的な監獄襲撃が複数回、行なわれてきた。囚人たちは負傷し、所持品が没収された。これらの襲撃は刑務所内での今も続く抗議行動へとつながっている。これらの暴力的襲撃は、囚人たちを威嚇するための意図的で残酷な任務の一部でもあり、彼らの生活をより困難にしている。

アクションしてください。

英語またはヘブライ語で以下の当局への要請事項を盛り込んだ下の要請文を航空書簡(全世界90円)、メール、ファックスのいずれかで、できるだけ早く送ってください。ご自身で要請文を作成されても結構です。

  • 国際的に認知された罪状で迅速に起訴され、公平な国際裁判基準に沿った手続きで裁かれるのでなければ、アイマン・ナセルさんや行政拘禁されている他の全員を即時釈放する。
  • アイマン・ナセルさんが専門医による治療を含む適切な医療を受けられること、また行政拘禁を停止するための措置を直ちに講ずる。

要請例文

Major-General Nadav Padan
GOC Central Command
Military Post 01149
Battalion 877
Fax: + 972 2 530 5741
Email: 1111@idf.gov.il

Dear Major-General Nadav Padan,

On 6 March 2019, your office of the GOC Central Command issued another six-month administrative detention order against Ayman Nasser, which was approved by the Ofer Military Court, near the city of Ramallah in the Occupied Palestinian Territory (OPT) on 10 March. Ayman Nasser is the legal unit coordinator of the Palestinian human rights NGO Addameer.

Amnesty International has continuously expressed its grave concerns that the system of administrative detention as practised by Israel violates the human rights of those held under it. The use of this system may result in arbitrary detention, and if prolonged or repeated can amount to cruel, inhuman and degrading treatment or punishment.

Amnesty International is gravely concerned for the health of Ayman Nasser, who was beaten and suffered from tear-gas suffocation during the Ofer prison raid that took place on 21 January 2019. According to his family, Ayman Nasser suffers from health issues including inflammation in his colon and severe back pain due to a herniated disk in the lower back. Ayman needs regular medical treatment and checks by specialized doctors.

I urge you to immediately release Ayman Nasser, and all others who have been placed under administrative detention, unless they are promptly charged with an internationally recognizable crime and tried in proceedings that adhere to international fair trial standards. I urge you to immediately provide Ayman Nasser access to adequate healthcare, including treatment by specialized doctors, and to take immediate steps to end the practice of administrative detention.

Yours sincerely

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