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イラン:
イラン:教員の不当な投獄をやめよ

最新情報:
2018年10月12日
国名:
イラン
対象者:
モハンマド・ハビビ(男性)
期限:
2018年11月12日
配信日:
2018年10月12日
UA No:
174/2018

教員で組合員ムハンマド・ハビビさんは、表現の自由の権利を行使しただけで10年半の刑期に服している。さらに、深刻な病を患っているおそれがあるにも関わらず、受診を認められていない。即時かつ無条件に釈放されるべきだ。

ハビビさんは、イラン教員組合の役員としても精力的に活動してきた。この5月、国に対して教員の賃金や教育予算の拡大を求める集会で、逮捕された。その後、弁護士との接見をろくに認められないまま、極めて不公正な裁判で、治安関連罪で実刑10年半、むち打ち74回を言い渡された。

この判決は、組合の幹部としての活動を封じ込めるためであることは明らかだ。収監後も陰湿な嫌がらせは続いた。

8月、体調不良を訴えて、刑務所外の病院での診察を認められた。総合医の診察の結果、至急、腎臓の専門医の診察を受けるように勧められたが、専門医の診察を認められないまま、刑務所に戻された。5月の逮捕時に受けた暴行による胸と肺の痛みも訴えたが、刑務所内の診療所から、吸入具を与えられただけだった。

ハビビさんは、この判決に対して控訴した。

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追加情報

ハビビさんの10年6カ月の刑の内訳は、集会と共謀による国家治安罪で7年6カ月、プロパガンダの流布罪で18カ月、秩序の混乱罪で18カ月だ。

初逮捕は3月、生徒たちの目の前でのことだった。革命防衛隊員にパトカーに押し込まれ、催涙スプレーを吹きかけられ、暴行された。その後、革命防衛隊の拘留所らしき施設に連行され、独房に入れられていた勾留の間、弁護士との接見は許されず、家族とは数度、面会できただけだった。その後、エビン刑務所に移送され、保釈金を支払い、4月に釈放された。

その後、ハビビさんは、退職した教員と現職の教員たちによる教員の低賃金と教育予算の不足の改善を求める集会に参加した。「教員週間」(1週間にわたる様々な活動)の期間中、このような集会はイラン各地の都市で実施された。「教師の日」はイラン歴の2月12日(2018年5月2日)のことだ。

目撃者の証言によれば、テヘランの集会では、私服警官が男女の教員に暴行を加えた。さらに、ハビビさんが姿を現すと、警官が彼を蹴りつけ、腕をつかみ、コンクリート上を引きずっていった。そのため、体中擦り傷だらけになり、肋骨を痛めた。

逮捕された後、検察事務所に連行され、そこで正式に起訴理由を伝えられた。弁護士によれば、彼の衣服は破れ、傷や痣だらけだった。検察官らは、そんな姿に目もくれなかった。

イラン当局は、長年、多くの教員組合員を、逮捕や勾留、投獄などで弾圧してきた。今年9月にも、少なくとも8人の教員が、集会に参加しただけで、執行猶予9年、鞭打ち74回の判決を受けた。

イランが批准している「経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約(社会権規約)」と「市民的および政治的権利に関する国際規約」は、自分で選択した労働組合を結成し、加入する権利とともに表現、結社、平和的集会の権利を尊重する義務をイラン当局に課している。

さらに、労働組合員は「人権活動家に関する国連宣言」により保護されている。この宣言は人権を守る権利を国が尊重する義務を強調している。これには労働組合員の権利が含まれていて、人権擁護活動家が訴追されることから守っている。

アクションしてください。

英語で以下の要請を盛り込んだメッセージを作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語の要請例文が後に続きます。こちらをご利用いただいても結構です。

  • ムハンマド・ハビビさんの即時無条件釈放を要請する。彼は良心の囚人であり、教員組合の活動などの権利を行使しただけだ。
  • 患者のプライバシー、自主性、インフォームドコンセントを含む、国際基準と医療倫理に従って、直ちに、専門医師の診察を受けられるようにする。
  • 逮捕時の暴行の申し立てを調査し、責任者を公正な裁判にかけるよう要請する。

宛先
Head of the Judiciary 司法長官
Ayatollah Sadegh Larijani
c/o Public Relations Office
Number 4, Dead end of 1 Azizi
Above Pasteur Intersection
Vali Asr Street, Tehran, Iran
書き出し: Your Excellency

Prosecutor General of Iran 検察長官
Abbas Ja’fari Dolat Abadi
Office of the Prosecutor
Corner (Nabsh-e) of 15 Khordad Square
Tehran, Islamic Republic of Iran
書き出し:Mr.

コピー宛先
駐日イラン・イスラム共和国大使館
〒106-0047 東京都港区南麻布3丁目13-9
特命全権大使:モルテザ・ラフマーニ・モヴァッヘド 閣下
His Excellency Mr. Morteza RAHMANI MOVAHED

要請例文

Ayatollah Sadeghi Larijani
Head of the Judiciary
c/o Public Relations Office
Number 4, Dead end of 1 Azizi
Above Pasteur Intersection
Vali Asr Street, Tehran, Iran
↑ここに宛先を記入

Your Excellency,
↑ここに書き出しを記入

I am writing this to express my grave concern for a trade unionist and welding teacher Mohammad Habibi, who is now jailed in Tehran’s Evin prison. He is a member of the board of directors of the Iran Teachers Trade Association – Tehran. He is being denied the specialized medical care he needs.

When briefly transferred to a hospital in Teheran, a general practising doctor said that he needed to have his kidneys examined urgently by a specialist physician. Despite this, he was taken back to prison without receiving the specialized medical care he needed.

He was released on bail on 15 April. However, he was arrested again on 10 May at a gathering of teachers against the poor economic circumstances of teachers and the lack of sufficient funding for public education.

In August, he was convicted of several spurious national security-related charges and sentenced to 10 and a half years in prison, 74 lashes. He is currently appealing his conviction and sentence.

So I urge you to release Mohammad Habibi immediately and unconditionally as he is a prisoner of conscience, imprisoned solely for peacefully exercising his human rights, including through his trade union activism.

I also urge you to ensure that he is given immediate access to the specialized medical care doctors say he needs in a medical facility outside prison, in compliance with international standards and medical ethics, including the principles of confidentially, autonomy and informed consent.

Last but not the least, I urge you to investigate Mohammad Habibi’s allegations of torture or other ill-treatment, both in detention and during his arrests in March and May 2018, and ensure that those responsible are brought to justice in fair trials.

Thank you for your prompt attention to the above.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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