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スーダン:
スーダン:学生多数にデモ隊襲撃容疑

最新情報:
2019年1月31日
国名:
スーダン
対象者:
学生47人(男女)
期限:
2019年3月 8日
配信日:
2019年1月31日
UA No:
009/2019

ダルフール出身の47人の学生が、恣意的に勾留されている。学生たちは、昨年12月23日と27日、センナール州とハルツーム州のそれぞれ自宅に踏み込まれ、逮捕された。一人の学生は、その場で殺された。

当局は2回、記者会見を開き、学生には、不法侵入、反政府組織とのつながり、デモ参加者の殺害計画などの疑いがあるとした。会見では、「学生たちの自供」を撮ったという映像も流された。「自分たちは、スーダン解放軍(アブデルワヒド・ヌール)と関係し、デモ参加者を殺害し、デモを混乱させる計画だった」という旨の自供だった。

自白する様子を撮り、その動画を流したこと、また取り調べに弁護士がついていなかったことから、この自白が拷問などで強要されたものであることがわかる。自白の強要は、同国の刑事訴訟法と国際基準に違反する。

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背景情報

昨年12月19日に始まった抗議デモは、パンの値上げ、燃料と銀行の現金不足などが背景にあった。その後、デモは、全18州のうち15州、約35都市に拡大してきた。

12月20日には、政府は、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどほぼ全てのSNSが使えなくする措置をとった。また、報道管制を敷き、デモに関する報道を禁止した。

さらに、デモが始まったドンゴラ、アタブラなどの都市だけでなく、ナイル川州、ガダーレフ州、白ナイル州の3州で非常事態を宣言した。もっとも、ダルフールでは2003年以降、南コルドファンでは2011年以降、北コルドファンとカッサラでは2017年以降、非常事態宣言が続いてきた。18州のうち12州が現在、非常事態下にある。教育機関は、ほぼすべて閉鎖された。

昨年末からのデモに対する当局の激しい鎮圧で、死者40人以上、負傷者175人以上を出した。 逮捕者数は1200人を超えた。

ダルフールの学生は、これまでも摘発の標的となり、当局による人権侵害を受けてきた。ダルフール紛争が始まって以来、同地出身の学生が、治安部隊による、恣意的拘束、大学構内からの強制退去、暴行、殺害のターゲットとなってきた。

国家公安部には、治安法により、逮捕・拘束の強大な権限が与えられている。司法審査なく、最大4カ月半、容疑者を拘禁することもできる。その結果、逮捕、勾留、拷問などを日常化している。

さらに、治安当局には、職務執行上の行為に特権が与えられているため、いかなる行為にも不処罰がまかり通る。2015年の治安法改正で、情報の収集と分析に特化していた国家公安部は、軍や法執行機関の機能をあわせ持つようになった。その結果、国家公安部は、何が政治的、経済的、社会的脅威かを自ら判断し、対応することができるようになった。また、国家公安部には、職務遂行上、関連する国際法、地域法、国内法などを遵守する義務はないと規定されている。

アクションしてください。

英語またはアラビア語で以下の当局への要請事項を盛り込んだ下の要請文を航空書簡(全世界90円)またはメールで、できるだけ早く送ってください。ご自身で要請文を作成されても結構です。

  • 自分たちの人権を行使しただけで拘束されている47人の学生を、即時かつ無条件に釈放する。
  • 学生たちが勾留されている間、暴力的な扱いを受けないこと、また、家族と弁護士に面会できることを保障する。
  • スーダン当局は、学生たちの恣意的逮捕と強制された可能性がある自白について、公正、実効性、透明性がある捜査を行う。また、逮捕時、1人の殺害についても捜査する。

要請例文

President
Omar Hassan Ahmad al-Bashir
Office of the President
People’s Palace
PO Box 281
Khartoum, Sudan
Salutation: Your Excellency

Your Excellency President Omar Hassan Ahmad al-Bashir,

Amnesty International is concerned with the arbitrary arrest and continued incommunicado detention of 47 students of Darfur origin who were arrested in three raids on their homes in Sinnar and Khartoum states on 23 and 27 December 2018. One student, Salih Yagoub Omer, was killed during the raids.
In press conferences on 23 and 28 December 2018, the government accused the students of infiltration, association with a rebel group, and of planning to kill protesters in the ongoing protests in the country. At each of the press conferences on national television, videos were aired showing the students allegedly incriminating themselves as being associated with the Sudan Liberation Movement (Abdelwahid Nour), and of planning to kill protesters and cause chaos.

The circumstances around which the alleged confessions were aired and the fact that they were made without any of the students having a lawyer present suggests that the confessions may have been obtained through torture and other ill-treatment. This is a violation of the Sudanese Criminal Procedures Act 1991, and against international standards.

We urge you to use your leadership position to ensure:

  • The immediate and unconditional release of the 47 students detained solely for exercising their human rights;
  • That the students are not subjected to torture and other ill-treatment, while in detention, and that they are given access to family visits and lawyers of their choosing;
  • Sudanese authorities conduct an independent, effective and transparent investigation into the arbitrary arrest and the forced confessions of the students; and thoroughly investigate the circumstances of the killing of Salih Yagoub Omer during the raid on 27 December 2018.
Yours sincerely,

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