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スリランカ:
スリランカ:僧侶の私生活を描いた小説で投獄か

最新情報:
2019年8月16日
国名:
スリランカ
対象者:
シャクティカ・サトクマラ(男性)
期限:
2019年9月 9日
配信日:
2019年8月16日
UA No:
105/2019

受賞歴のある作家シャクティカ・サトクマラさんが4月1日、フェイスブックでシェアした自身の小説の内容に問題があるとして逮捕された。子どもの性的虐待のような場面も交えた僧侶の生活を描いた物語が、人種的・宗教的暴力を扇動し、憎しみを誘発するとみなされた。その後、起訴されたが、有罪の場合は10年間、投獄される。適用された法律は、市民的・政治的権利に関する国際規約(自由権規約)とスリランカの刑法だった。

表現の自由の権利を行使する作家を自由権規約にもとづき起訴するのは、明らかに国際法違反だ。同規約の中でもとりわけ、思想や意見を表現する自由は、スリランカの憲法でも保障されている。基本的人権を守るべき法律が、人権を脅かすために利用されている。

スリランカでは、自由権規約の身勝手な適用で、国中が仏教に神経質になっている。特定の宗派の僧侶たちが、「仏教を侮辱する者は、だれでも逮捕せよ」と要求しているため、政治家や警察などは、特に過敏に反応している。

そして、昨今、数人の作家や活動家が自由権規約違反で逮捕され、表現の自由が侵害されているという憂慮すべき状況にある。

そんな中で4月、サトクマラさんが逮捕された。5月には、船の舵輪をあしらったブラウスを着ていた女性が、自由権規約に違反したとして逮捕された。警察側は、舵輪が仏教のシンボルだと不当な主張をし、女性を3週間以上も勾留した。6月には、シンハラ人仏教過激派に関する記事をめぐり、執筆したコラムニストが拘束の脅しを受けた。

サトクマラさんは、あくまで表現の自由の権利を行使したにすぎないため、4月5日に保釈された。保釈は歓迎されるが、本来は一日たりとも拘束されるべきではない。また、容疑は、直ちに取り下げられるべきだ。

サトクマラさんの妻が国内の人権委員会に苦情を申し立て、基本的権利の請願書が最高裁に提出されている。

アクションしてください。

英語で以下の当局への要請事項を盛り込んだ下の要請文を航空書簡(全世界90円)、ファックス、メールのいずれかで、できるだけ早く送ってください。ご自身で要請文を作成されても結構です。

  • サトクマラさんの容疑を取り下げ、即時無条件で釈放する。
  • 意見を言う作家や活動家への、自由権規約を利用した脅しや嫌がらせをやめる。

要請例文

Attorney General Mr. Dappula de Livera
Attorney General’s Department
Hulftsdorp Street,
Colombo 12
Sri Lanka
Fax: +94 112 436421
Email: administration@attorneygeneral.gov.lk

Dear Mr de Livera,

I am deeply concerned about the arbitrary arrest of award winning Sri Lankan writer Shakthika Sathkumara, on 1 April 2019 for simply writing, and sharing, a short story. Without committing any crime, he remains detained in Kegalle prison for almost 4 months now.

Shakthika Sathkumara’s literary contributions have been recognized for awards by various institutions including the Department of Cultural Affairs and Cultural Affairs Division of the Chief Ministry of North Western Province. Mr. Sathkumara’s family, including his wife Yanusha Lakmali and their two children age 4 and 1 ½ years, are deeply disturbed by the turn of events, having Shakthika remanded for nearly four months. Yanusha has lodged a complaint with the Human Rights Commission and a Fundamental Rights petition has been filed with the Supreme Court of Sri Lanka on behalf of Shakthika as well.

The use of International Covenant on Civil and Political Rights (ICCPR) Act to detain and prosecute writers for peacefully exercising their right to freedom of expression is a clear violation of international law in general, and specifically the ICCPR, as well as infringement of the right to freedom of thought and expression guaranteed by the constitution of Sri Lanka. The very law that is meant to protect people’s fundamental rights in Sri Lanka, including freedom of expression, is now being misused to violate them.

I, therefore, urge you to drop all charges against Shakthika Sathkumara and call for his immediate and unconditional release. Also, I appeal the Sri Lankan authorities to stop using ICCPR Act to threaten, harass and prosecute writers and activists for peacefully expressing their opinions.

Yours sincerely,

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