2015年11月9日(月)JR岡山駅で集合して岡山刑務所へ。参加者は6名でした。国内人権ネットワークの小谷が報告いたします。

最初に会議室で岡山刑務所の紹介ビデオを見てから、岡山刑務所の内部の見学、会議室に帰ってきてから質疑応答という内容でした。

岡山刑務所内は、陶芸、木工家具、金属加工の工場、運動場、風呂場、単独室共同室などの居室。建物と建物の間にきれいな花が植えられていたり、農園芸の施設があって野菜を育てていたり、運動場の壁に絵が描いてあったり、他の刑務所ではあまりみることがない物がありました。

花は園芸をしていた被収容者を中心に育てているそうです。
「野菜を育てることではじめて命の大切さを知った」
と話している被収容者もいるそうです。

参加者からは「職員の有給取得日数が平均3.3日と他の刑務所に比べても短いのはなぜか?」という質問がありました。それに対する回答は、「被収容者が数人入院をしたら一人あたり職員が6人かかりきりになるので回らなくなる。増員は要求している。」とのことでした。

605名の入所者のうち無期刑が255人、60歳以上が176人(最高齢が88歳)ということで、まず岡山刑務所の職員のみなさまに感謝をするとともに、労働環境の改善が必要だと感じました。

岡山刑務所は備前焼と家具類が作られているのが特長で、刑務所内の見学の際に備前焼は「プロの評価は高いが地味でなかなか売れません。」「家具類はよく売れています。特にミニサイズの家具は海外からも問い合わせがあります。」と所長自ら説明をしていただきました。
今回の刑務所の参観は岡山刑務所の所長自らが刑務所内の案内や質疑応答の先頭に立たれて熱心に説明をしていただき、参加者にもたいへん好印象でした。

事前に刑務所から私に「入口のところで販売していいですか」と電話確認をいただいたうえで、刑務所内で作成された商品も販売されて、営業に熱心な刑務所という印象を受けました。いいことです。

無期刑の人が255人ということで、有期刑と無期刑の刑務所の対応の違いについてもう少しお話をお聞きしたかったと後で思いました。また数年後に参観させていただきます。

参観を受け入れていただいた岡山刑務所のみなさま、ありがとうございました。

開催日 2015年11月9日(月)
場所 岡山刑務所

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