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イベント報告【イベント報告】播磨社会復帰促進センターを参観しました

2016年3月4日(金)、兵庫県の加古川市にある播磨社会復帰促進センターを参観しました。参加者は11名でした。アムネスティ日本 国内人権ネットの小谷が報告します。

播磨社会復帰促進センターは日本に4か所あるPFI刑務所の1つです。PFIとは公共施設の建設、維持管理、運営等を民間の資金やノウハウを活用して行う方法で、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を目的としています。2月に参観した加古川学園・播磨学園の隣にあります。

他に、喜連川社会復帰促進センター(栃木県)、美祢社会復帰促進センター(山口県)、島根あさひ社会復帰促進センター(島根県)があります。

参観は、播磨社会復帰促進センターの説明動画の鑑賞からはじまり、刑務所内の見学の後、質疑応答の時間が設けられました。

見学はエントランスから金属探知機を通って中に入り、風呂、第1工場(ハンガーを作っていた)、第10工場(農耕)、グラウンド、共同室、単独室、仮釈放の人が入るカギのない寮、作業療法の作業場などを見てまわりました。また、通路を通りながら、洗濯工場や太陽光パネル(4機ある)、講堂などの説明を受けました。

播磨社会復帰促進センターの長所は精神疾患・知的障害のある被収容者へのアニマルセラピー講座やクラウニング講座、作業療法としての農業園芸や窯業などのプログラムが充実していることだと言われています。

質疑応答の時間には「PFI刑務所はうまくいっているのか」、「今後、PFI刑務所は増えていくのか」という参加者からの質問に対し、「現在のところ、新しくPFI刑務所が増える計画はない」という回答をいただきました。

事前質問以外の質問は受け付けてもらえなかったため、参加者からは「見学の際、質問を禁じられたのは残念だった」、「プログラムに関わっている現場の人達の話を聞きたかったと」いう意見がありました。

また、参観を担当しているのが、播磨ソーシャルサポート株式会社(播磨社会復帰センターの運営のために播磨大林・ALSOKグループを構成する各企業の出資により設立された会社)だったため、「播磨ソーシャルサポート(株)やその系列会社に被収容者は雇用されているか」という質問に対し、「雇用されたという話は今まで聞いたことはない」という回答をいただきました。

※播磨社会復帰促進センターでは施設の管理、収容、警備、受刑者処遇の一部を播磨ソーシャルサポート(株)に委託しています。

播磨社会復帰促進センター、播磨ソーシャルサポート株式会社のみなさま、参観を受け入れてくださり、ありがとうございました。

開催日 2016年3月4日(金)
場所 播磨社会復帰促進センター
主催 アムネスティ・インターナショナル日本 国内人権ネット

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