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イベント報告【イベント報告】札幌刑務所・札幌刑務支所を参観しました

札幌刑務所の前にて札幌刑務所の前にて

9月30日、アムネスティ日本・国内人権ネットワークと札幌グループの共催により、札幌刑務所および札幌刑務支所を12名で参観しました。北広島グループにもご参加をいただきました。参加した札幌グループの会員の永井がご報告します。

私自身、刑務所の参観は今回が初めてでした。刑務所や少年院は、閉ざされた空間だからこそより透明性が求められますし、単に入所者を罰するだけでなく、更生を促し、本当の意味での犯罪抑止に繋げるためにも、一般の市民が関心を持って見守る必要があるのではないか。そんな思いから今回の参加を決めました。

札幌刑務所は明治3年の開設で、最初は札幌市中心部にあった北海道開拓使庁庁舎の一部を獄舎に充てていましたが、明治13年に現在の東区東苗穂に移転しました。平成26年9月に全体改築工事が完了したばかりということで、とても新しく清潔感のある建物でした。

空から建物を見ると分かるのですが、蟹をイメージしたデザインになっています。中央の甲羅の部分が作業や指導が行われる建物で、開放感のあるスペースが印象的でした。実際の作業の様子も垣間見ることができました。蟹の脚の部分が宿舎となっていて、共同室と単独室があり、今回は室内にも入らせて頂きました。各室にはテレビがありましたが、インターネットはありませんでした。食事は各室で別々にとるそうです。

参観の最後に質疑応答があり、施設の案内と説明をして下さった総務部長様がご回答下さいました。とても物腰の柔らかい方で、こういう方が刑務官をされているというのは大きな驚きでした。「再犯防止のためには処遇に当たる人間の質が重要で、単なるサラリーマン意識では務めまらない仕事」という趣旨のお言葉も印象的でした。

引き続いて、札幌刑務支所を参観しました。昭和14年に札幌刑務所に隣接して開設された女子刑務所です。女子刑務所には長短様々な刑期の受刑者が収容されています。

平成18年に工事が完了した清潔感のある建物でした。やはり空から見ると蟹の(半身の)形になっています。洗濯作業は男子の分も女子がまとめてしているそうですが、調理作業は逆に男子が女子の分もまとめてしているそうです。ちょうど夕食の時間帯で、みんなで食事をとっているのが目に入りました。男子と違って集団での食事でした。

今回の札幌刑務所および札幌刑務支所の参観全体を通じて、刑務官の方々はとても真摯で、予想以上に処遇環境が整備されているという印象を受けました。他の刑務所はそうではないのかも知れませんし、短時間の参観ですから見えなかった部分も多々あると思います。今後とも関心を持ち続けて行きたいです。

参観を受け入れていただいた札幌刑務所、札幌刑務所支所のみなさま、ありがとうございました。

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開催日 2016年9月30日
場所 札幌刑務所および札幌刑務支所
主催 アムネスティ日本 国内人権ネットワーク札幌グループ

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