1. ホーム
  2. ヒューマンライツコミュニティ
  3. イベント報告
  4. 【イベント報告】和歌山刑務所を参観しました

人権の「今」がわかるニュース

イベント報告【イベント報告】和歌山刑務所を参観しました

2016年12月7日、和歌山刑務所を参観しました。国内人権ネットワークのメンバーの平が報告します。

和歌山刑務所には、社会生活に適応する能力育成の一環として、高等学校卒業程度の資格や美容師免許などの資格を取得する制度があります。美容室も併設されており、有資格受刑者が一般の女性客に低価格で美容サービスを提供しています。

私も和歌山刑務所内の美容室を利用しているのですが、とても丁寧な対応をしてくださいます。

和歌山刑務所の美容室を利用した際の写真和歌山刑務所の美容室を利用した際の写真

収容定員は500名で、参加時に収容されていたのは481名でした。その内の47%が覚醒剤で収容されているそうです。

参観では、刑務所内の居室や浴室、裁縫の工場、運動場などを見学しました。浴室には高齢者への負担軽減として、手すりやシャワーが設置されていました。

事前に提出していた質問への回答・質疑応答には、所長の他、処遇部門の方もご参加くださいました。

以下、その回答です。

  • 収容者で60歳以上が97名(最高齢は85歳)、中国人16名、フィリピン人11名、ベトナム人10名も収容されている。
  • イスラム教の人用の食事がある。
  • 外国のニュース専門チャンネルを見ることが可能。

刑務所内で出産・子育てが可能かどうか、という質問に対しては、出生後1年間は子育てできる決まりだが、女子刑務所は過剰収容で、長い間対応できていなかった、との回答をいただきました。2016年には2件出産があり、内1件は家族が引き取り、1件は乳児院に預けたそうです。

また、刑務官は3年以内に3割が辞めるそうです。その背景には、思い描いていた職務と実際の職務とのギャップがあるのでは、ということで、そのギャップを埋めるべく交流を深めるなど、今年は退職者を減らす工夫もしている、との事でし た。刑務官の人たちの人権を守ることも大切です。

参観を受け入れてくださった和歌山刑務所の皆さま、丁寧なご説明、ご回答をありがとうございました。

 

開催日 2016年12月7日(水)
場所 和歌山刑務所
主催 アムネスティ日本 国内人権ネットワーク

ヒューマンライツ・サポーターになりませんか?

 

このページの先頭へ戻る

今、必要なアクション

ニュースレターを無料でお届け!

メルマガに登録する(毎週木曜・無料配信)