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イベント報告【イベント報告】徳島刑務所を参観しました

2018年9月25日、4年ぶりに徳島刑務所を参観しました。4年前は14名が集まりましたが、今回は京都、兵庫、徳島から5名の方にご参加いただきました。

まず、刑務所の会議室で徳島刑務所が製作したビデオを見た後、工場・居室・調理場などを見学しました。午後2時頃でしたがもう入浴が始まっていて、丁度入浴の為に整列している場面に出会いました。居室は共同室と単独室に分かれていて、空き部屋も目立っています。

徳島刑務所は昭和46年10月に現在の場所に移転されました。移転から50年近く経っています。エアコン設備は工場一棟にしかなく、居室にはありません。山に囲まれた景色の良いところですが、今年のような猛暑では健康面も心配ですし、冬は相当寒いだろうと容易に想像できます。

受刑者のうち執行刑期が10年以上の人(無期刑の人を含む) はL級と分類され、犯罪傾向が進んでいない人はA級、進んでいる人はB級と細分化されています。徳島刑務所はLB指標受刑者、B指標受刑者を収容しています。収容定員は、受刑者976名、未決拘禁者117名の合計1093名です。60歳以上は198名、そのうち65歳以上が151名、うち70歳以上が90名、うち75歳以上が40名、最高齢者は92歳です。ここでも高齢化が進んでいます。なお、障がいのある受刑者、外国人受刑者は共に0人とのことでした。

制限区分について

受刑者の自主性・自律性を尊重し、受刑者を受刑成績などに応じて制限区分に分けています。

  • 第1種:居室に鍵をかけなくてよい/刑務官同行なしで移動できる/面会 刑務官の立会い無し/外部に電話ができる・外出ができる
  • 第2種:居室に鍵をかけなくてよい/移動は刑務官同行が必要/面会 刑務官の立会い無し/外部に電話ができる
  • 第3種:居室に鍵をかける/移動は刑務官同行が必要/面会 刑務官の立会い必要/電話はできない
  • 第4種:居室に鍵をかける・基本的に居室から出れない/移動は刑務官同行が必要/ 面会はできない/電話はできない

徳島刑務所は、第1種2名、第2種60名、第3種476名、第4種42名、未指定13名です。

優遇措置について

  • 第1類:テレビ 自由視聴/嗜好品(菓子)月2回自費購入可/集会出席可/手紙の発信は月10通/面会は月7回/ サンダル、写真スタンドなど購入できる
  • 第2類:テレビ 自由視聴/嗜好品(菓子)月2回自費購入可/集会出席可/手紙の発信 月7通/面会 月5回/サンダル、写真スタンドなど購入できる
  • 第3類:テレビ 平日18時~21時 休日8時~10時、18時~21時/嗜好品(菓子)月1回自費購入可/集会出席可/手紙の発信 月5通/面会 月3回/サンダル、写真スタンドなど購入できる
  • 第4類:テレビ 工場出役者のみ3類と同じ/嗜好品(菓子)購入できない/集会出席不可/手紙 発信は月4通/面会 月2回/購入不可
  • 第5類:テレビ 工場出役者のみ3類と同じ/嗜好品(菓子)購入できない/集会出席不可/手紙の発信 月3通/面会 月2回/購入不可

徳島刑務所は、第1類2名、第2類54名、第3類323名、第4類58名、第5類123名です。

保護室(保護房)への収容について

収容を実施した延べ回数35回、実人数19名、最長期間7日2時間50分、収容の際に第2種手錠を併用された被収容者の延べ人数1名

閉居罰

閉居罰の延べ回数620回、実人数213名、最長期間60日

昼夜間独居

1年以上の受刑者数13名、3年以上の受刑者数4名

身体検査

工場へ出入りする際に行われている身体検査は全裸検査です。1度中止になったこともありましたが、パンツの中に持ち込む行為が横行したため全裸検査に戻りました。今も続いていますが検査の時間を短くして他人から見えないように配慮しています。最近1年間で工場出入りの際の身体検査で見つかったものはありません。

交通の便が悪く帰りのバスの時間を配慮し参観は1時間40分でした。短い時間でしたが充実した参観でした。お忙しい中、参観を受け入れてくださった徳島刑務所の皆さま、ありがとうございました。

アムネスティ徳島グループ 加藤京子

 

実施日 2018年9月25日(火)
場所 徳島刑務所
主催 アムネスティ・インターナショナル日本
徳島グループ、国内人権ネットワーク

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