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イベント報告【イベント報告】姫路少年刑務所を参観しました

11月7日、姫路少年刑務所に8名で参観しました。国内人権ネットワークのメンバーが報告します。

全体的な流れとしては、姫路少年刑務所についてのスライドを見ながら説明を聞いた後、刑務所内を参観、職員の方からの質問事項に関する回答、質疑応答、という流れでした。

姫路少年刑務所は、姫路城から近いところにあり、街中にあります。広さは甲子園球場の広さに近い面積があります。周りの住宅から刑務所敷地内の様子が見えてしまう場合があるそうで、グラウンドにあるシャワー室には受刑者の姿が見られないよう、天井にシートをかけているとのことです。。単独室は共同室の4倍近くあります。地域密着型で、お祭りなど地域との繋がりを大切にしています。

少年刑務所ですが、犯罪傾向が進んでいる少年はいません。現在、受刑者は若年成人のみで、若い犯罪傾向が進んでいる成人が入所しています。初入所者が8割を占めていますが、少年院送致を受けたことがある受刑者が多くいます。受刑者は、定員の5割強となっています。覚醒剤後遺症のある受刑者が1割以上います。

作業の他、勉強をしたい受刑者には、義務教育指導や高卒認定の教科指導を行っています。また、再犯防止のため、住居、就労確保などを行い、刑務所内で就労面接を行うこともあるそうです。

刑務所内は、グラウンド、職業訓練施設、浴室、共同室を参観しました。グラウンドは、壁に番号が振ってある場所があり、災害などの際に避難して集まる時に、受刑者が、割り当てられた番号別に集まって安否確認するためのものだということです。猛暑の時は、運動はグラウンドでなく体育館で行うそうです。

職業訓練施設は、溶接、ビルハウスクリーニング、木工、情報処理、ビジネススキルそれぞれの科に分かれています。受刑者が作業をしているところを見ることができました。兵庫県の伝統的工芸品に指定されている姫路独楽というこまも作っているそうです。

施設に出入りする際の身体検査は、パンツを履いての検査になっており、検査で見つかった物はなかったということです。

食事のメニューのサンプルも見せてもらい、受刑者が若いこともあるのか、量が他の刑務所よりも多く感じられましたが、それでも少なく思えました。

浴室は、シャワーの向きや椅子の置き方が統一され、整然となっていました。刑務所なので、規律維持の一環として、受刑者にそのようにさせているそうです。入浴時間は15分です。1週間に、夏3回、冬2回の入浴となっています。

共同室は、定員の半分くらいの受刑者が各部屋に入っています。テレビや雑誌もあり、テレビは一定の時間に視聴できるとのことです。優良受刑者の部屋もあり、若干、自由度が上がります。土日は、食事を作る・運ぶ当番以外の受刑者は部屋で過ごすことになっています。

面会室は、一般用と弁護人用に分かれていて、弁護人用の部屋は、刑務官が立ち会わないので机がないという違いがあります。今回は面会中だったので見ることはできませんでした。

刑務所職員の皆さま、お忙しい中、参観を受け入れて下さり、ご説明ご案内をしていただき、ありがとうございました。

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実施日 2018年11月7日(水)
場所 姫路少年刑務所
主催 アムネスティ・インターナショナル日本 国内人権ネットワーク

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