チャド:フェイスブックで政府を批判して終身刑の危機

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タシャディン・マハマット・ベイブーリ(愛称マハディン)さんは、2016年9月、政府関係者の汚職や公金の不正使用を告発する内容の動画をFacebookに投稿し、その数日後、諜報機関職員と思われる人たちに拉致、逮捕されました。

マハディンさんは現在、国家の安全保障を脅かしたなどの罪に問われ、終身刑を受ける恐れがあります。彼は勇敢に自分の意見を述べ、表現の自由を行使しただけです。

チャド政府に対し、マハディンさんを直ちに釈放するよう、要請してください。


 

マハディンさんは逮捕後、非公式の拘禁施設に連れていかれ、殴られたり、電気ショックなどの拷問を受けました。水も食料も与えられませんでした。マハディンさんの妻と子どもたちは、彼の居場所について何も情報がなく、自分たちで捜索しなければなりませんでした。

また、刑務所で結核にかかり、拷問で肝臓を損傷したせいで、マハディンさんは健康状態が良くありません。2017年2月、医療設備のある刑務所に移されましたが、翌3月に病状が悪化し、弁護士が適切な医療が受けられる場所への移送を要請しました。法務大臣への直訴などにより、刑務所の管理局の承認が降り次第、適切な場所へ移送される予定です。

アクションに参加しよう!

マハディンさんは「憲法秩序を揺るがした」、「領土安全と国家の安全保障を脅かした」、「反乱の諜報活動をした」という罪で起訴されました。有罪になれば、終身刑が科せられる可能性もあります。マハディンさんを無条件かつ遅滞なく釈放するよう、チャドの政府に要請して下さい。

※署名はアムネスティ日本で取りまとめて要請先に提出します。
※ご入力いただいたメールアドレス、電話番号に、後日、アムネスティ・インターナショナル日本から活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2017年11月30日~2018年3月8日)
要請先 チャドの大統領