2020年の活動報告

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、すでにある人権課題が顕在化あるいは深刻化し、女性や難民・移民、LGBTIの人たちなど、もともと弱い立場にある人たちがさらに追い込まれるという人権の危機が浮き彫りになった年でした。また、正義、自由、平等を求めて声を上げた人たちに対する、警察や軍隊による過剰な暴力や武力を用いた取り締まりが頻発するなど、人権を守るために活動する人たちへの弾圧も世界各地で続いています。

アムネスティ日本はこうした状況に対応するため、昨年に引き続き、LGBT差別の撲滅をめざす「Love Beyond Genders」キャンペーン、人権のために活動する人たちとともに行動し、声を上げることで世の中を変えていく「BRAVE」キャンペーン、「新型コロナウイルスから医療・介護従事者を守ろう!」キャンペーンなどに取り組みました。また、香港の「国家安全法」を阻止するための緊急署名や関係各所への要請をはじめ、さまざまな緊急対応を行いました。

ヒューマンライツコミュニティ(日々の活動と成果)

アムネスティ香港支部事務局長が語る「緊迫の香港情勢」緊急講演会:アムネスティ香港支部事務局長が語る「緊迫の香港情勢」

イベントなどの報告を中心に、日本国内の日々の取り組みを紹介しています。また、アムネスティの取り組みによってもたらされた成果やグッドニュースも取り上げています。

会計報告(2020年)

アムネスティの活動は、会員からの会費や一般の方からの寄付、事業収入(イベント参加費)などによって成り立っています。 活動の独立性、不偏不党性を維持するため、政府から活動資金への援助は受けていません。

日本支部の財政(単位:万円)

アムネスティ日本の財政

<収益>

会費 4,540
寄付金 13,668
活動事業 231
その他 249
合計 18,688

<支出>

国際分担金 1,124
事業推進費 7,193
人件費 6,548
一般管理費 2,899
合計 17,764

国際事務局の財政(単位:千ポンド)※数字は2019年のものです。更新は9月以降になります。

世界中のアムネスティの業務推進を束ねる国際事務局の財政は、大部分が支部・準支部等からの分担金で成り立っています。その資金は、調査、報告書などの刊行、キャンペーンの展開等、アムネスティが世界中で人権問題に取り組んでいく上の基盤活動に充てられます。

日本の皆さんからの会費、寄付などは、日本での活動を支えるだけでなく、世界中の活動を支えています。

アムネスティ国際事務局の財政

<収益>

各支部からの分担金など 73,344
寄付・助成金など 12,089
その他の事業収益 168
その他 131
合計 85,732

<支出>

調査・出版 41,085
キャンペーン 27,180
ファンドレイジング関連 3,858
運動体成長・支援 3,883
構造改革 2,208
合計 18,782

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