2022年の活動報告

2022年2月のロシアのウクライナ侵攻は、世界に大きな衝撃を与えました。国際人道法・国際人権法を歯牙にかけない数々の軍事作戦がウクライナの人びとの人権を著しく危険にさらしていることを、アムネスティ・インターナショナルは精力的な調査・検証を通じて、広く世界に訴えました。アムネスティ日本は侵攻直後からオンラインでの署名集めを開始するとともに、関連ニュースを積極的に翻訳・発信しました。

ヒューマンライツコミュニティ(日々の活動と成果)

アムネスティ香港支部事務局長が語る「緊迫の香港情勢」緊急講演会:アムネスティ香港支部事務局長が語る「緊迫の香港情勢」

イベントなどの報告を中心に、日本国内の日々の取り組みを紹介しています。また、アムネスティの取り組みによってもたらされた成果やグッドニュースも取り上げています。

会計報告(2022年)

アムネスティの活動は、会員からの会費や一般の方からの寄付、事業収入(イベント参加費)などによって成り立っています。 活動の独立性、不偏不党性を維持するため、政府から活動資金への援助は受けていません。

日本支部の財政(単位:万円)

アムネスティ日本の財政

<収益>

会費 4,101
寄付金 18,707
活動事業 153
その他 208
合計 23,169

<支出>

国際運動関連費 (国際分担金、ウクライナ緊急支援) 5,878
人件費 7,558
事業推進費 7,085
一般管理費 2,990
合計 23,511

国際事務局の財政(単位:千ポンド)※数字は2021年のものです。2022年の更新は9月以降になります。

世界中のアムネスティの業務推進を束ねる国際事務局の財政は、大部分が支部・準支部等からの分担金で成り立っています。その資金は、調査、報告書などの刊行、キャンペーンの展開等、アムネスティが世界中で人権問題に取り組んでいく上の基盤活動に充てられます。

日本の皆さんからの会費、寄付などは、日本での活動を支えるだけでなく、世界中の活動を支えています。

アムネスティ国際事務局の財政

<収益>

各支部からの分担金 80,693
助成金 7,725
寄付・遺贈 1,977
その他の事業収益 276
受取利息 118
合計 90,789

<支出>

調査・出版 39,112
キャンペーン 24,928
ファンドレイジング関連 1,832
運動体成長・支援 2,751
合計 68,623

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