迷信で命を狙われるアルビノの人たちを守って!

皮膚や髪の毛や眼の色が薄いアルビノ(先天性白皮症の患者)の人たちは、その見た目ゆえに、偏見を持たれることが少なくありません。偏見が原因で命を落とす人たちもいるのです。

東アフリカのマラウイでは、数千ものアルビノの人たちとその家族が、日々、誘拐や手足の切断、殺害といった恐怖の中で暮らしています。「アルビノの人たちの骨や身体の一部を呪術師に渡し、煮て食べれば富をもたらす。彼らの泣き叫ぶ声が大きいほど、切断部位に宿る力は強力になる」――社会にまん延するこうした迷信が、彼らを危険にさらしています。

警察による保護や捜査がきちんとなされず、加害者が裁かれないまま野放しになっている状況が、この問題にさらなる拍車をかけています。

アルビノの人たち関する誤った考えを正し、彼らの保護と加害者の処罰を徹底するよう、今すぐマラウイ大統領に求めてください。

【更新情報2016.04.12】 4月3日、東アフリカのマラウィで、わずか2歳のアルビノの赤ちゃんが、母親と一緒に寝ていたところを、何者かに連れ去られる事件が起きました。容疑者はまだ捕まっておらず、赤ちゃんは未だに見つかっていません。

【更新情報2016.04.18】4月3日に行方不明になっていたアルビノの赤ちゃんですが、4月15日、頭蓋骨、歯、着ていた服が発見され、死亡が確認されました。2014年12年以降、マラウィでアルビノの人が殺害されるのはこれで12件目となります。



 

恐怖の中で生活するアルビノの人たち

マラウイでは、アルビノの人たちを標的にした犯罪が2015年だけでも45件に上ります。そのうち、少なくとも11人が命を奪われ、5人が誘拐されていまだに行方不明のままです。

2016年1月にも、53歳のアルビノの女性が実の兄弟に両腕を切り落とされ殺害されました。3月には、わずか9歳の少年が母親の目の前で拉致され、その1週間後、切断された頭部が近隣の村で発見されました。

アルビノの遺骨を掘り起そうと墓が荒らされる事件も頻発しています。

問われる国の保護と防止対策

アルビノの人たちを狙った事件で、これまでに逮捕されたのはわずか数名です。逮捕されても、無罪放免になるか軽い刑を受けただけです。アルビノに対する社会的意識は変わらず、差し迫った危険を恐れて、親が子どもを退学させたり、市街地に引っ越す家族もいます。

2015年3月、マラウイ大統領はアルビノの人たちに対する暴力を厳しく非難しました。事件の捜査と加害者処罰を徹底し、危険にさらされている人たちの保護を関係機関に命じました。しかし、その後も逮捕や刑罰の状況には、何の変化も見られていません。

アクションに参加しよう!

アルビノの人たちが安心して暮らせるよう、あなたの力を貸してください。彼らに関する誤った考えを正し、アルビノの人たちのへの保護対策と加害者の公正な処罰を徹底するよう、マラウイ大統領に要請してください。

※マラウイ大統領へはアムネスティで署名を取りまとめて送ります。駐日マラウイ大使にはあなたの名前、メールアドレスが配信元として送信され、返事が届く可能性があります。

名前、メールアドレス、個人情報保護の項目は必須です。その他の項目にご記入いただいた方には、アムネスティ・インターナショナル日本から後日、活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2016年3月28日~7月3日)
要請先 マラウイ大統領、駐日マラウイ大使