【緊急】無差別の報復!? ミャンマーの住民15万人の命を救って!

ミャンマー(ビルマ)ラカイン州北部で、市民の命を奪い、安全を脅かす軍の掃討作戦が繰り広げられています。この地域には約15万人が暮らしており、その大多数は同国で少数派のイスラム教徒ロヒンギャの人たちです。当局が同地域を封鎖しているため、人権侵害の実態を明らかにしようとするジャーナリストや調査員は現場に入ることができません。

ロヒンギャの多くは、長年にわたって政府に移動の自由を奪われ、苦しい生活を強いられており、外からの人道支援を頼りに暮らしています。しかし、封鎖によって十分な物資も届けられなくなりました。

ラカイン州の住民を保護し、独立した調査機関や人道支援団体が同地域へ入ることを認めるよう、今すぐミャンマーの軍司令官に要請してください!

【更新情報2016.12.20】
軍事作戦の開始以来、すでに3万人が家を追われ、同地域で避難生活を送っていると見られます。最新のアムネスティ報告書によれば、治安部隊による掃討作戦はロヒンギャの人びとに集中し、ヘリコプターから住民を狙撃したり、兵士が子どもや高齢者を含む住民を無差別に銃撃するほか、女性を集団で強かんしていることが報告されています。また、焼き討ちによって1,200軒以上の家屋が焼失したとの情報もあります。さらに、警官を襲撃した容疑者として数百人が逮捕されましたが、拘束中にすでに6名が死亡し、拷問のおそれが指摘されています。



 

2016年10月9日、ラカイン州北部の国境検問所が何者かに襲撃され、警官9名が命を落としました。当局は「ロヒンギャの犯行だ」として、治安部隊を大規模に投入しました。

こうした中、アムネスティは、治安部隊による住民の不当な拘束や殺害、家屋破壊、強かんなどの性的暴力が横行しているという報告を複数から受けています。しかし、地域一体が封鎖されているため、詳しい実態を調査し確認することができません。

人道支援は厳しく制限され、住民は、人命にかかわる場合でも必要な治療を受けることができずにいます。大規模な軍事作戦が開始されて以来、新たに15,000人が家を追われ、同地域で避難生活を送っているといわれていますが、彼らの状況を把握することもできません。

11月6日、世界食糧計画が調査に入り、住民に食糧を送ることが許されました。しかし支援はほんの一部の村落に限られ、まったく不十分です。

9名の命を奪った襲撃事件の容疑者は公正に裁かれるべきですが、捜査は国際人権基準に沿って、行われなければなりません。何万という人びとを集団的に懲罰を与えるような方法や不当な暴力は、決して許されません。

 

アクションに参加しよう!

ラカイン州の住民を保護し、独立した調査機関や人道支援団体が同地域へ入れるよう、今すぐミャンマーの軍司令官に要請してください。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2016年11月29日~2017年1月11日)
要請先 ミャンマー軍司令官

※要請先のアドレスが閉鎖などにより不通になったため、署名に切り替え、アムネスティで取りまとめて当局に届けます。

※名前、メールアドレス、個人情報保護の項目は必須です。その他の項目にご記入いただいた方には、アムネスティ・インターナショナル日本から後日、活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。