【緊急】ロヒンギャへの虐殺を止めて!

武力衝突が続くミャンマー(ビルマ)から、今、多くの人が隣国バングラデシュへ避難しています。大多数が同国西部ラカイン州で暮らすイスラム教徒ロヒンギャの人たちです。

8月25日にロヒンギャの武装集団による攻撃があり、治安部隊がラカイン州で大規模な軍事作戦を始めました。その後わずか3カ月も経たない内に、60万人以上が国を逃れています。

治安部隊はロヒンギャの人びとを虐殺、彼らの家々を破壊し、村ごと焼き尽くしています。国連は、9月11日、この事態を「民族浄化の典型例」だと強く非難しています。

ロヒンギャを標的にした残虐な軍事作戦をやめるよう、今すぐミャンマー国軍司令官に要請してください。

【更新情報2017.11.21】
アムネスティの2年に及ぶ現地調査と200人以上への聞き取りの結果、ロヒンギャの人びとに対する組織的な差別政策は「アパルトヘイト」に値することがわかりました。ミャンマー政府はロヒンギャの人びとに対し、何世代にもわたって国籍をはく奪し、ラカイン州に隔離すべく移動の自由を厳しく制限しています。必要最低限の医療や教育も受けられず、仕事もままならないため、多くが貧困に苦しんでいます。こうしたロヒンギャ全体に対する長年の差別、迫害が、今回の人道危機につながっています。(最新の報告書(英語)を読む)


 

腕を負傷した少年腕を負傷した少年

バングラデシュとミャンマーの国境にあるロヒンギャのキャンプバングラデシュとミャンマーの国境にあるロヒンギャのキャンプ

この人道危機の実態を調べるため、アムネスティは調査員をバングラデシュとミャンマーの国境沿いに派遣しました。現地からの報告によると、バングラデシュにたどり着いた多くが治安部隊による攻撃を証言し、銃で腕を撃たれた幼い子どももいたといいます。

家を追われた人の中には、ラカイン州北方にある山の中に逃れ、身動きをとれずにいる人も数千人います。政府は、人道支援団体が現地に入ることを禁じているため、彼らには必要最低限の物資も届いていません。

ロヒンギャは、政府による差別的な政策で、長年、移動の自由を奪われ、苦しい生活を強いられています。彼らを狙った軍の攻撃は、今回が初めてではありません。昨年10月にも、治安部隊が投入され、残虐行為が繰り返されました。

アクションに参加しよう!

人道支援団体がラカイン州へ入れるようにし、ロヒンギャを標的にした残虐な軍事作戦を今すぐやめるよう、ミャンマー国軍司令官に要請してください。

※お名前をアムネスティ日本でとりまとめ、ミャンマー国軍司令官宛にFAXで送ります。(急を要するため1週間ごとに提出します。)
※ご入力いただいたメールアドレス、電話番号に、後日、アムネスティ・インターナショナル日本から活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。

アクション期間 2017年9月15日~2018年1月15日
要請先 ミャンマー国軍司令官