【緊急】市民の命を奪うフィリピン大統領を止めて!

フィリピンでは、ドゥテルテ新大統領の指揮の下、警察が薬物犯罪に関わったと疑いを持った市民をその場で射殺するようになり、多くの市民が殺害されています。

警察による市民の殺害をやめて、公正な裁判の手続きを保障するよう、フィリピン大統領に求めてください!



 

フィリピンでは6月30日にロドリゴ・ドゥテルテ新大統領が就任しました。ドゥテルテ大統領は、選挙で薬物犯罪を厳しく取り締まることを公約に掲げており、就任直後から警察や自警団が薬物取引に関与したとみられる容疑者を殺害する事件が相次いでいます。

薬物取引に関与するような犯罪者は他の犯罪に手を染める可能性が高く、治安を悪化させる、だから撲滅しなければならない、とドゥテルテ大統領は主張しています。そのため、「犯罪者は射殺だ」「逮捕に抵抗したら射殺する」「麻薬王、薬物犯罪の資金元、薬物密売人が一人残らず降伏し、投獄されるまで闘おう。向こうがその気なら埋葬されるまで手をゆるめるな」と警察などに呼びかけていました。

地元メディアは「麻薬戦争」と呼び、大勢が殺されていると報じています。レナート・ベルテスさんとジェイビー・ベルテスさんは、薬物反応の検査のために連れてこられたメトロ・マニラの警察署で殺害されました。18歳だったジュリウス・ラビーナさんは、家の外で、薬物犯罪の容疑者とされる父親を探していたオートバイの男に射殺されました。ジェファーソン・バンナンさん、いとこのマーク・アンソニーさんは、密売人を探して警察が家宅捜索したとき、その場で射殺されました。

このような殺害は国際法や国際基準により禁止されています。国連の法執行官のための行動綱領は、警察官は人権を保障する措置をとらなければならず、武力の行使は絶対的に必要な場合に限るとしています。警察官は市民を守るためにいるのであって、命を奪うためにいるのではないからです。力で対応する前に、力を用いず対応しなければなりません。

アクションに参加しよう!

ドゥテルテ大統領に対して、違法な殺害をやめ、国際法と国際基準を守るよう求めてください!※あなたの名前、メールアドレスが配信元として送信され、返事が届く可能性があります。大統領のメールアドレスが閉鎖された場合は、フィリピン支部経由ですぐに政府に送ります。

※名前、メールアドレス、個人情報保護の項目は必須です。その他の項目にご記入いただいた方には、アムネスティ・インターナショナル日本から後日、活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2016年8月19日~11月20日)
要請先 ロドリゴ・ドゥテルテ大統領