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G20議長国サウジアラビアで拘束されている人権活動家を釈放して!

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今年11月21・22日、サウジアラビアが議長国となりG20サミットが開催されます。石油依存からの脱却を図っている同国政府は対外的なイメージアップに躍起になっており、G20でもこれを機にビジネスチャンスを拡大しようと意気込んでいます。

その一方で、政権に楯突く者を、徹底的に弾圧しています。多くの人権活動家や作家、アーティスト、ブロガーなどが逮捕・投獄され、拷問で強要された「自白」を基に、死刑を科されて処刑された人もいます。2018年、トルコのサウジアラビア総領事館内でジャーナリストのジャマル・カショギさんが惨殺された事件は、サウジ政府に批判的な者がどのような目に遭わされるかという事実をまざまざと見せつけ、世界に衝撃を与えました。

世界の注目がサウジアラビアに集まるG20は私たちの声を届ける絶好のチャンスです。菅義偉首相はじめG20参加国の首脳に、サウジアラビア政府に対して、拘束している人権活動家を直ちに釈放し、人権を守るために必要な改革の実施を要請するよう、呼びかけてください。

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自国のイメージアップに余念のないサウジアラビア政府は、女性の権利向上に向けた改革も打ち出しています。2018年6月には女性の運転禁止が解禁され、抑圧の象徴に風穴が開いたと大きな話題を呼びました。しかし皮肉なことに、そのために声を上げてきた女性たちはその前月に逮捕されています。彼女たちは拘束後、3カ月にもわたって拷問や性的虐待など、さまざまな嫌がらせを受け続けました。その間、弁護士や家族との面会は許されず、独房に拘禁されていました。その後、何人かの女性たちは一時的に釈放されていますが、まだ裁判は終わっておらず、再び収監される可能性があります。5人の女性たちは今も投獄されたままです。

女性の権利向上に取り組むのというのなら、このような不当な扱いは直ちにやめるべきです。

期 間: この署名は終了しました。(2020年10月12日~11月19日)
要請先: 菅義偉内閣総理大臣・その他のG20参加国首脳

※集めた署名(名前のみ)は国際事務局で取りまとめ、要請先に提出します。
※後日、メール、お電話にてアムネスティ日本から活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。