スーダン:夫に強かんされた女性に死刑判決 処刑を止めて!

スーダンで凶暴な夫を殺めてしまった19歳の女性ヌーラ・フセインさんが、いま死刑を執行される危機にあります。ヌーラさんはわずか16歳のときに自分の意思に反して結婚をさせられました。夫による強かんから身を守ろうとして、とっさに刃物を手に取り、もみ合いの中で夫を刺してしまいました。

裁判所は夫婦間の強かんを認めず、5月10日、夫を「故意に殺害」したとして、ヌーラさんに死刑判決を言い渡しました。判決は彼女が殺害に至ってしまった情状をまったく考慮していません。強かんの被害者に死刑が執行されるなどあってはならないことです。

ヌーラさんの死刑判決を破棄するとともに、再審を行い、情状をくみ取って刑を軽くするよう、今すぐスーダンの法務大臣に要請してください。

【更新情報 2018.06.27】6月26日、スーダンの裁判所はヌーラさんの死刑判決を覆し、改めて禁錮5年の実刑を言い渡しました。また、フセインさんの家族には死亡した夫の遺族に約200万円を支払うよう命じました。今回、ヌーラさんの死刑判決が覆ったため、このアクションは終了いたします。


 

無理やり結婚させられた挙句に

小さい頃から教師になることを目指していたヌーラさん。しかし、その夢はあきらめるしかありませんでした。父親が決めた男性との結婚を強いられ、高校卒業と同時に、契約を結んだ相手の自宅に無理やり連れていかれたのです。

彼女が床入りを拒むと、夫は兄弟ら3人にヌーラさんを押さえつけさせて、強かんに及びました。翌朝も襲いかかられ、かろうじて台所に逃げ込んだヌーラさんは、とっさに刃物を手にしました。もみ合いの中でそれが夫に刺さり、致命傷となってしまったのです。彼女も噛み傷やひっかき傷を負いました。

事件後、ヌーラさんは実家に逃れ、父親によって警察へ引き渡されました。家からも勘当されたといいます。ヌーラさんに対する死刑判決はあまりに不当です。児童婚、強制結婚、そして強かんの被害者である彼女に対する死刑の執行は、決して許してはなりません。

アクションに参加しよう!

ヌーラさんの死刑判決を破棄するとともに、再審を行い、情状をくみ取って刑を軽くするよう、今すぐスーダンの法務大臣に要請してください。

※スーダン法務大臣宛のメールアドレスにエラーが発生しメールが届かないため、法務大臣にはアムネスティ日本で取りまとめて署名を提出します。駐日スーダン共和国大使館大使には、あなたの名前、メールアドレスを配信元として直接メールを送ります。

※メール、お電話にて、後日、アムネスティ日本から活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2018年5月23日~6月27日)
要請先 スーダン法務大臣、駐日スーダン共和国大使館大使