シリア:子どもたちを犠牲にするのはもうやめて!

紛争が続くシリアで、幼い子どもたちの命さえも無視した戦闘が続いています。東グータ地区では、ロシア軍の援助を受けた政府軍が今年に入ってから猛攻撃を開始し、民間人1,600人以上が犠牲となっています。また、2013年に政府軍が包囲して以来、同地区では、閉じ込められた住民約40万人が食糧、水、医療など必要最低限の物資のない極限状況に置かれてきました。

反政府勢力の拠点を包囲し、集中的に攻撃する、人道支援を遮断するといった軍事作戦が常習的に行われ、一部の攻撃では、国際的に禁じられた化学兵器の使用が報告されています。7年にも及ぶ紛争で、すでに40万人以上の命が奪われています。これ以上の犠牲を許してはなりません。

シリア・東グータ地区の人びとの声

「たった4歳の娘は、喉にあるがんの腫瘍が広がっています。食べ物もなく、治療も受けられません。どうか世界にお願いです。私たちを見捨てないでください」

「ここには子どもも、女性も、怪我人も、病人もいます。慢性病を患う子どもは10万人以上、栄養失調の子どもは数えきれないほどいます」

「医療施設が何度も狙われています。私の病院は3度、攻撃を受けました。地下にもぐって、衛生環境がまったく整っていない状況で、怪我人を治療しなければなりません」

武器を持たない一般市民や医療施設や学校などの民間施設への攻撃は戦争犯罪に当たります。また、多数の市民を無差別に攻撃することから、塩素ガスなどの化学兵器は国際法によって厳しく禁止されていますが、シリアの紛争では、民間人を巻き込んだ攻撃が繰り返されていると指摘されています。

4月、シリア政府は、東グータ地区を完全に制圧したと発表していますが、同地区あるいは他の地域で戦闘がいつまた再燃するか油断できない状況です。さらに、化学兵器の使用を理由に、米国、イギリス、フランスが介入したことで、紛争の泥沼化が懸念されています。

アクションに参加しよう!

民間人を巻き込んだ攻撃を今すぐやめるよう、アサド大統領に要請してください。

※駐日シリア大使館に直接メールを送ります。あなたの名前、メールアドレスが配信元として送信され、返事が届く可能性があります。また後日、署名(お名前のみ)をアムネスティ日本で取りまとめてシリア大統領に送ります。
※メール、お電話にて、後日、アムネスティ日本から活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2018年4月25日~7月12日)
要請先 シリア大統領、駐日シリア大使