毎年開催される世界最大の気候会議「COP」。31回目となる今年のCOPはトルコで11月9日から開催され、196カ国の代表が気候変動問題の解決に向けて話し合います。
そんな中、COPの誘致に成功したトルコでは環境を守るために声をあげた26歳のエスラ・イシュクさんが「公務執行妨害」および「公務員に対する侮辱」の容疑で起訴され、投獄の危機にあります。
エスラさんは、トルコ南西部の森林を破壊する石炭採掘の拡大に反対した平和的な抗議活動に参加し、拘束されました。彼女は42日間にわたり勾留された後、懲役2年1カ月の判決を受けました。環境を守るため自身の権利を行使しただけで犯罪者とみなされる状況に抗議し、エスラさんは現在、控訴しています。
トルコは COP議長国として気候に関する議論をリードしていくことが求められます。環境のため平和的な抗議活動をした人を犯罪者として取り締まることはあってはいけません。
エスラさんを懲役から守るため、トルコ当局に抗議の声を届けてください!
| 期 間: | 2026年11月6日~11月22日(予定) |
| 要請先: | トルコ最高検察庁検事総長 |
※要請先に、あなたの名前、メールアドレスを配信元として直接メールを送ります。
エスラ・イシュクさんは、トルコ南西部のアクベレンの森周辺の村々を対象とした緊急土地収用の決定に反対する平和的な抗議活動に参加した後、3月30日に拘束されました。土地収用命令は炭鉱拡大のためでした。この地域では、エスラ・イシュクさんの家族を含む地元住民が、採掘活動のため繰り返し立ち退きを強いられてきました。石炭鉱山およびアクベレンの森林破壊をめぐる広範な法的紛争は7年間にわたって続いています。
長い誘致合戦の末に今年のCOPの開催国となったトルコは会議の議長国も務めることとなります。議長国としてトルコは、気候変動に関する取り決めを国際会議の場だけでの約束で終わらせず、実行に移す会議にすると宣言しています。COP期間中の抗議活動に関しても、市民社会との連携や表現の自由を約束しています。トルコ当局はこれらの宣言を実行に移し、エスラさんの起訴も取り下げるべきです。
エスラさん以外にも、トルコでは異論を封じ込めるために刑事司法制度を悪用し、抗議者を逮捕するケースが問題になっています。トルコはCOP31の開催前、開催中、そして開催後を通じて、気候変動や環境問題に関するものを含め、すべての人が自由に自己表現を行い、平和的に抗議活動を行うことができるように保証しなければなりません。



