スノーデン事件は終わっていない 今こそ自由を!

政府による違法行為を批判し、国際社会へ訴えた1人の米国人を覚えていますか。エドワード・スノーデンさんは、2013年に元CIA職員として、米国政府の行き過ぎた市民社会の監視を暴露しました。個人のメールや、電話、履歴もなにもかも、承諾なしに政府によって監視されていたのです。

スノーデンさんはこの告発によって、裏切り者とされて、ロシアへ逃れざるをえませんでした。しかし、彼は何百万人という個人の権利を守るために立ち上がったのであって、なんら罪に問われるべきではありません。

米国大統領宛に、スノーデンさんの権利を守るよう求めてください!



 

内部告発でスパイ扱い

アムネスティ・ロンドン支部による『シチズンフォー スノーデンの暴露』上映会には、ライブ中継でスノーデンさん本人が登場した。アムネスティ・ロンドン支部による『シチズンフォー スノーデンの暴露』上映会には、ライブ中継でスノーデンさん本人が登場した。 © Rudi Netto

スノーデンさんは、米国中央情報局(CIA)職員として採用され、コンピューターセキュリティの職務についていましたが、その後国家安全保障局(NSA)でも同様にコンピューターセキュリティの任務に就きました。

そこで彼は、政府が盗聴などの手段を使い、あらゆる情報を収集、監視しているという事実を知りました。この監視には、民間のインターネットやIT企業の協力も得ていたとされます。

監視の対象は米国国内にとどまらず世界にも広がっており、メタデータとよばれる膨大なデータが収集されました。このメタデータがあれば、テロ事件など何かが起きたときに当局が分析し犯人を追跡できるとされます。そのデータの収集と分析のため、新しい監視システムを導入したと、スノーデンさんは告発したのです。

インターネットの世界では多くのデータが米国を経由しています。そのため、日本にいる私たちの個人情報も含まれている可能性があります。こうした大規模で無差別な個人情報の収集と監視は、国際法に違反した行為です。

スノーデンさんは、米国から逃れて現在ロシアに滞在しています。彼は、このような監視社会を止めようと立ち上がった一市民であって、米国の敵ではありません。政府の違法な行為を明らかにすることは、表現の自由によって守られます。米国合衆国憲法の修正第4条でも保障されています。

しかし、このままでは米国に帰国した場合、情報を売ったスパイとして何十年もの刑に処せられる可能性があります。

アクションに参加しよう!

米国大統領に、スノーデンさんは市民のために立ち上がった内部告発者であって、彼の権利は保障され、罪に問われるべきではないと訴えてください。署名は日本支部が集約し、バラク・オバマ米国大統領に送ります。※このキャンペーンは、米国自由人権協会 (ACLU) / Pardon Snowden campaign.と共同で行います。

※名前、メールアドレス、個人情報保護の項目は必須です。その他の項目にご記入いただいた方には、アムネスティ・インターナショナル日本から後日、活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。

アクション期間 この署名は終了しました。(2016年11月11日~2017年1月3日)
要請先 バラク・オバマ米国大統領