不当に拘束され続けて2年 ベネズエラのLGBTI活動家を助けて!

ベネズエラで2年前、国会議員のロスミット・マンティーリャさんが反政府活動に関連した「犯罪」行為を理由に逮捕され、裁判を受けることなく今も拘束されています。ロスミットさんは、ゲイであることを公表し、同国で初めて国会議員に当選した活動家です。

ベネズエラでは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス(LGBTI)への差別が今も根深く残り、彼らを標的にした悲惨な暴力事件が頻発しています。ロスミットさんは、こうした状況を変え、LGBTIの人たちに平等な権利を実現するために、精力的に活動していました。

ロスミットさんの容疑に確固たる証拠はありません。ロスミットさんは勾留中に体重が激減し、うつ状態や日光を十分に浴びられないことによる皮膚病に悩まされています。

今すぐロスミットさんを釈放するよう、ベネズエラ司法長官に要請してください。



 

2014年2月から7月にかけて、ベネズエラでは政府の政策に反対する大規模なデモが行われました。ロスミットさんは、デモにおける民衆の扇動、公道の妨害、公共の建物への放火と損壊、内乱の陰謀などを理由に逮捕されました。

彼の容疑を裏付ける証拠は十分ではありません。検察は、ロスミットさんが「反政府デモを援助するための資金提供を受けていた」という身元不明の個人による証言と、自宅を捜索した際に「デモへの参加を呼び掛けたリーフレットとお金の入った封筒を見つけた」という当局側の主張に基づいて、彼を起訴したのです。

LGBTIの人が日常的に差別と暴力に苦しめられているベネズエラで、ロスミットさんは、同性カップルと異性カップルが同等の権利を保障され、トランスジェンダーの人が法律上の性別を変更できるような制度改革を訴えていました。また、LGBTIを狙ったヘイトクライム(憎悪犯罪)を犯罪と法律で定めることの重要性も強調していました。

一方、政府は、政策に反対する声を黙らせようと、ロスミットさんのような野党政治家や活動家に対して嫌がらせや脅迫、弾圧を繰り返してきました。彼らの活動を封じようと、司法にも介入しています。ロスミットさんは、こうした当局による不当な弾圧の被害者の一人です。

ベネズエラの刑務所は過密状態で、水や食料が不足しています。被収容者は必要な医療を十分に受けることができず、ロスミットさんの健康悪化が懸念されています。

アクションに参加しよう!

ロスミットさんを釈放し、また拘束中の彼の健康を保障すること、さらにロスミットさんのような活動家に対する嫌がらせや報復をやめるよう、ベネズエラ司法長官に要請してください。※ベネズエラ司法長官宛てのメールが閉鎖された可能性があるため、急遽署名に切り替え、ベネズエラ司法長官、駐日ベネズエラ大使館に日本支部で取りまとめて送ります。

※名前、メールアドレス、個人情報保護の項目は必須です。その他の項目にご記入いただいた方には、アムネスティ・インターナショナル日本から後日、活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2016年8月9日~10月4日)
要請先 ベネズエラ司法長官、駐日ベネズエラ大使館