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カナダ:グラッシーナロウズの若者の未来を水銀汚染から守って!

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カナダのオンタリオ州にある製紙工場から川に排出された水銀が、下流のグラッシーナロウズ保留地に暮らす先住民族アニシナベの人たちを50年以上にわたって苦しめています。

水銀中毒による健康被害に加え、生活の糧であり文化・伝統の象徴であった魚が採れなくなったことで、生活様式は危機にさらされました。

小さいころから汚染された環境で育ってきた若者たちへの影響は計り知れません。彼らの未来は水銀汚染に蝕まれたのです。

「オンタリオ水俣病」とも呼ばれるこの深刻な事態に対し、カナダ政府は2017年に救済措置に取り組むことを約束しました。しかし、約束はいまだに果たされていません。グラッシーナロウズの若者たちは、政府が約束を確実に実行することを求めて、闘っています。

グラッシーナロウズの若者たちの健全な未来を守るため、カナダ政府に対して水銀による被害の救済を要請してください!

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グラッシーナロウズの人たちへの水銀中毒による深刻な被害は、政府が1960年代に製紙会社の廃棄物をワビグーン川への排出を認めたことに起因します。当初、連邦政府も州政府も、健康被害に関する情報を伏せ、河川の汚染を放置し、必要な医療を提供せず、水銀中毒の深刻さを否定してきました。工場からの排出は1975年に禁止されましたが、迅速な対策を取らず、被害の深刻さをきちんと伝えなかったことは、グラッシーナロウズの若者たちの未来に大きな影を落としました。水銀汚染は今も残ったままです。

より良い未来のために戦い続けるアニシナベ族のジャン・タートルさん(13歳)は、「政府はいつも口だけで、何も行動を起こさない」と言います。

2017年、政府は「この問題に終止符を打つ」と明言。汚染の除去、特別な医療制度の設計や地域コミュニティへの補償などの救済を約束したのです。しかし、今に至るまで、この約束は実行されていません。

期間 この署名は終了しました。(2019年11月13日-2020年1月末日)
要請先 カナダのジャスティン・トルドー首相

この署名でグッドニュースが届きました。
グラッシーナロウズに水銀中毒ケアハウス建設されることに!