グルザー・ドゥシェノヴァさん© Svetlana Zelenskaya/Amnesty International

キルギス:障がい者差別をなくすために声を上げよう!

2人の子どもの母親であるグルザー・ドゥシェノヴァさんは、飲酒運転の事故に巻き込まれ、車いす生活を余儀なくされました。昨年、グルザーさんは、同じように障がいのある人に会い、障がい者にとって、共通の問題に直面していると知りました。

例えば、キルギスでは、車いすで自由に出入りできる建物が非常に少なく、病院ですら対応していないこともあります。そのため、グルザーさんは主に家で仕事をしており、健康診断などを受ける際には、車いすで出入りできる病院を捜さなくてはなりません。

グルザーさんは、キルギスにいるすべての障がい者が、平等な扱いを受けることができるために闘っています。

キルギスは、障がい者の権利と尊厳を保障する国際条約(障がい者権利条約)に署名しています。しかし批准は、まだしていません。

「なぜ条約を批准する必要があるか――答えは明快だ。服を着る必要がある、食べる必要があるのと同じ。私たちは自立して生きたいだけなんだ!」(キルギスの障がい者)

キルギスが障がい者の権利条約を批准するよう、キルギス政府に要請してください。

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障がい者権利条約は2006年に国連総会で採択され、2008年に発効しました。現在、177カ国が締結しています。同条約は、「障がい」は社会が作り出しているという考えのもと、その「障がい」を取り除くことを、国に求めています。障がいがあることで、ある場に参加できなかったり、サービスが受けられないなどの場合に、必要な配慮をしないことを「差別」と定め、あらゆる差別を禁止し、対応を講じるよう義務付けています。

教育や労働、健康、社会保障などに関する権利保障を定めた「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約」の履行監視機関は、2015年、キルギスの失業率の大部分が女性や30歳未満の若者、そして障がい害者である発表し、このことに対して懸念を表明しています。特に、障害者に対して続いている差別に言及し、障がい者支援が乏しいことなどの問題を指摘しました。

アムネスティは、キルギス政府に対し、一刻も早く障がい者権利条約の批准を迅速化するよう呼びかけています。皆さまも一緒に声を上げましょう。

※署名と批准:署名は条約の内容について国の代表が同意すること。署名だけでは条約の規定に拘束されません。批准は国家として条約の規定を順守することを、正式に合意することです。批准することによって初めて、条約の規定に法的拘束力が発生します。

期間 このアクションは終了しました。(2018年11月16日~2019年1月31日)
要請先 キルギス共和国 議会議長

※要請先には、あなたの名前、メールアドレスを配信元として直接メールを送ります。万が一、ブロックなどでメールが届かなくなった場合は、アムネスティ日本で署名として名前を取りまとめて要請先に提出します。
※後日、メール、お電話にてアムネスティ日本から活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。