【中国政府への緊急要請】劉霞さんを今すぐ自由に!

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中国政府の弾圧に屈せず、民主化のために闘い続けた劉暁波(りゅう・ぎょうは)さん。7月13日に亡くなる最後まで心配していたのは、妻、劉霞(りゅう・か)さんの身の安全です。夫の釈放を求めてきた彼女は、2010年から当局の自宅軟禁に置かれ、厳しい監視下にあります。この‟罰"には法的根拠はありません。

自由を奪われ、家族や友人とのつながりを断たれてきた霞さんは心身ともに衰弱し、うつ病も進行しています。

劉霞さんの自宅軟禁を解き、彼女を自由にするよう、今すぐ中国首相に要請してください!


 

中国では、政府に反対の意見を述べたり、批判したりする者が当局による容赦のない弾圧を受けています。劉暁波さんも、こうした犠牲者の1人です。

2008年に、自由と平等、人権尊重を訴えた宣言「08憲章」を起草したことが原因で逮捕され、「国家政権転覆罪」で懲役11年の実刑判決を下されたのです。2010年にはノーベル平和賞を受賞しますが、中国政府はこの受賞を厳しく批判しました。

獄中の暁波さんに代わり授賞式に出席する準備をしていた霞さんは、当局によって自宅に軟禁されます。罪状も法的根拠の説明も、一切ありませんでした。それから今日までの約7年間、霞さんは社会との接触をほぼ断たれています。

2013年に自宅から流出した手紙には「働かせてほしい」「医師と会わせてほしい」「夫からの手紙を読ませてほしい」という霞さんの必死の想いが綴られていたといいます。

劉暁波さんの存在は、自由と正義を求めて立ち上がる世界中の人たちに勇気を与えてきました。その暁波さんのために、私たちが今できることは、劉霞さんの命と安全を守ることです。国連やノルウェー・ノーベル委員会、欧州連合、米国政府も彼女の釈放を求める声明を発表しています。

アクションに参加しよう!

劉霞さんの自宅軟禁を解き、彼女を自由にするよう、今すぐ中国首相に要請してください!

※要請先に直接メールを送ります。あなたの名前、メールアドレスが配信元として送信され、返事が届く可能性があります。また、首相のメールアドレスが閉鎖された場合は、アムネスティ日本で取りまとめてファクスですぐに政府に送ります。

※ご入力いただいたメールアドレス、電話番号に、後日、アムネスティ・インターナショナル日本から活動紹介のご連絡を差し上げる場合がございます。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2017年7月21日~2017年10月19日)
要請先 李克強・中国首相