もう、決着はついた。検察は、即時抗告の取り下げを！
袴田事件第2次再審請求審の差戻審で、2022年11月1日、検察が独自に実施していた味噌漬け実験の最終試料観察が行われました。その結果、1年2カ月間みそ漬けにされた布片の血痕に赤みは残りませんでした。
東京高裁での課題は、みそに漬けた血痕が黒く変色する科学的にメカニズムの解明でした。弁護団はすでに実証実験によって、赤血球の酸化による化学変化が変色を導くことを解き明かしています。検察の実験によって、1年以上味噌漬けされた血痕に赤みは残らないことが裏付けられ、犯行着衣とされた「5点の衣類」は捏造証拠であり、袴田巖さんが無実であることが改めて立証されたのです。
袴田さんは来年3月に87歳。姉・ひで子さんは2月に90歳です。二人の命あるうちに再審無罪を実現するためには一刻の猶予もありません。検察が即時抗告を取下げれば、今日にでも再審開始決定は確定します。袴田さんの再審無罪まであと一押しです。皆さんの力を貸してください。
＜報告＞
袴田事件弁護団
＜訴え＞
日本ボクシング協会袴田巖支援委員会／袴田巖死刑囚救援議員連盟／桜井昌司さん／青木惠子さん／菅家利和さん／石川一雄さん／周防正行さん／やくみつるさん／西村カリンさん／木谷明さん／鴨志田祐美さん 他
※ビデオメッセージを含みます。
日時
2022年12月12日(月) 12時～
場所
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衆議院第2議員会館 多目的会議室
(永田町駅2番出口徒歩4分／国会議事堂前2番出口徒歩4分)
※コロナ感染防止のため、ご来場の際は、マスクの着用と手指の消毒にご協力ください。 -
YouTube生配信→ bit.ly/hakamata1212
※開催日以降も録画映像をご覧いただけます。
参加費
無料(会場内カンパにご協力ください)
主催
袴田巖さんの再審無罪を求める実行委員会
構成団体：アムネスティ・インターナショナル日本／日本国民救援会／日本プロボクシング協会袴田巖支援委員会／袴田巖さんの再審を求める会／袴田巖さんを救援する清水･静岡市民の会／袴田巖さんを救援する静岡県民の会／浜松･袴田巖さんを救う市民の会／無実の死刑囚･袴田巌さんを救う会
お問い合わせ
アムネスティ・インターナショナル日本 E-mail:info@amnesty.or.jp
日本国民救援会 TEL：03-5842-5842(瑞慶覧 ずけらん)