友達とサッカーや野球をしたり、好きなチームの試合を観戦したりと、スポーツは私たちにとって身近で、最も人気のある娯楽の一つです。しかし、スポーツが人権と深い関わりを持っていることは、あまり知られていません。
例えば...
- ヨーロッパでプレイする黒人の選手が、ファンに人種差別的な発言をされる
- 米国でトランスジェンダーの女性が、女性選手としてスポーツ大会に参加することを禁じられた
- イランで人権のために声をあげた空手選手が拘束され、死刑執行された
- 地球温暖化の影響でスノーボードなどのウィンタースポーツができなくなる選手
- 2022年サッカーワールドカップカタール大会開催の裏にある人権問題
- メガスポーツイベントを自国で起きている人権侵害の隠れ蓑にするスポーツウォッシングの問題
など、スポーツの現場では、さまざまな人権問題が起きています。
初回の「スポーツと人権カフェ」では、まず、導入として「スポーツと人権のこれまでの関わり」について概要をお話しします。同じ趣味を持つ人たちとつながり、スポーツと人権の問題について一緒に学ぶとともに、スポーツを通じ人権のためにアクションを起こす方法について、一緒に考えましょう!
スポーツと人権に興味がある方、スポーツを通して人権のために一緒に活動できる仲間を探している方、国際人権NGOの活動で、普段できないことをやってみたい方など、たくさんの方のご参加をお待ちしています。
<このカフェで学べること>
- スポーツと人権との繋がり
- 人権のために声をあげることの重要さ
- スポーツを通して人権の為に私たちができる楽しいアクション
※人権とスポーツの交流の輪をさらに広げるため、「スポーツと人権カフェ」の企画運営ボランティアメンバーを募集中です。興味のある方は、お問い合わせ先までご連絡ください。
日時
2023年2月27日(月) 19:00-21:00
開催方法
オンライン (Google Meetを使用)
※お申込みいただいた方へ、Google MeetのURLをお送りします。
プログラム
- アムネスティの活動紹介
- トーク:スポーツと人権の繋がり(講師:ビョルン、武田)
- スポーツと人権についてディスカッション
- 一緒にできる活動のアピール
参加費
無料
定員
30名 ※定員に達し次第締め切ります。
講師プロフィール
■ シムカート ビョルン
アムネスティ日本のキャンペーン担当職員。1981年ドイツの生まれ。2007年に来日。ロンドン大学(SOAS)気候変動と開発修士課程卒。2017年から現職。アムネスティでは、主に気候変動と人権、国内外の緊急人権問題、ユースの活動支援に取り組む。スポーツが好きで、週末はバスケットボールにはまっている息子と屋外コートでプレイ。
■ 武田伸也(たけだしんや)
アムネスティ日本 キャンペーン・マネージャー。1980年、千葉県生まれ。バスケットボールに夢を見て高校2年で渡米。リベラルアーツの高校と大学を米国で卒業。平和学修士を在スペインのユネスコ系プログラムで取得。帰国後、自身が起こした署名運動で完成した屋外バスケットボールコートの活動からNPOを設立。現在、さらに多様な仲間を巻き込んで古民家オフィスを拠点に同NPO活動中。仕事では、農業者団体の青年部と国際部に着任している際に3.11東日本大震災を経験。前職のオリンピック・パラリンピック組織委員会(バスケットボール競技運営担当)では新型コロナウイルス感染症が拡大する中、運営を経験した。さまざまな組織を見てきたことから、自然、人、組織の調和に関心がある。2021年12月末に現職に着任。
主催・お問い合わせ
アムネスティ・インターナショナル日本
E-mail:camp@amnesty.or.jp
お申し込み
下記のフォームからお申し込みください。
参加に必要な参加URLをご入力いただいたメールアドレス宛にお送りします。お申し込み後、30分以内にURLが記載されたメールが届かない場合は、上記のお問い合わせ先までご連絡ください。
※メールアドレスの入力に間違いがないか、十分ご確認ください。
※イベント開始直前のお問い合わせには対応できません。必ず事前にメールをご確認ください。