今年の9月から10月にかけて中国・杭州で開催されたアジア競技大会。陸上競技の試合後、お互いの健闘を讃えあう二人の中国人選手の写真が、中国のSNS「微博」(Weibo)で配信されました。しかし、この美しい写真は、その後、削除されてしまいました。理由は、二人の脚に貼ってあるゼッケンが「64」と読めることを中国当局が恐れたからだと言われています。
この「64」という数字は、中国で民主化を求める大学生たちの運動が弾圧された「天安門事件」のあった1989年6月4日を想起させる数字として、中国政府から検閲の対象になることがしばしばあります。
今から30年以上前の「天安門事件」を思い起こすことを、中国政府はなぜ恐れるのでしょうか。
この日、中国では何が起きたのでしょうか。
天安門事件当時、NHK北京特派員として現場の真っ只中で目撃した大﨑雄二さん(現・法政大学教員)を講師に招き、「天安門事件」で何があったのか、また、それ以降、現在まで続く中国の人権侵害について語っていただくとともに、私たちにできることはあるのか、参加者の皆さんと一緒に考えます。
このワークショップは、クイズや少人数のブレイクアウトルームなどを用い、参加者同士が気兼ねなく、積極的に意見交換ができるよう、アムネスティ日本のユースメンバーが企画しました。知識は一切不要、ディスカッションの上手さはもちろん問いません!多くの方の参加をお待ちしています。
日時
2023年11月8日(水) 18:00-20:00
開催方法
オンライン
対象
人権に興味があり、楽しく学びたい14歳~30歳の方
定員
50名 ※定員に達し次第終了。お早めにお申し込みください。
使用言語
日本語
参加費
無料
講師プロフィール:大﨑 雄二さん
お申し込み
▽下記のフォームからお申し込みください。
https://forms.office.com/e/Vxic27g9WT
※お申し込み後、数日以内に承認メールをお送りします。メールが届かない場合は、必ず事前に下記までお問い合わせください。また、メールアドレスの入力に間違いがないか、十分ご確認ください。
主催
アムネスティ・インターナショナル日本 ユースネットワーク
お問い合わせ
アムネスティ・インターナショナル日本
Email: camp@amnesty.or.jp