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【東京】<世界人権デー2023>「あなたの声で、世界が変わる。YOUR VOICE CAN CHANGE THE WORLD」

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世界人権デー2023: YOUR VOICE CAN CHANGE THE WORLD  あなたの声で、世界が変わる。

12月10日は「世界人権デー」です。1948年のこの日、パリで開かれた国際連合総会で、すべての国と人が守るべき共通の基準として「世界人権宣言」が採択されました。その2年後の国連総会で、私たち一人ひとりが「人権について考える日」として、この12月10日を「人権デー」と定めました。

アムネスティ・インターナショナルはこの日を、人権のために行動する日として、世界中でハガキ書きのイベント「ライティングマラソン」をはじめ、まざまなイベントを開催しています。

今年は、ニュースで「人権」という言葉を聞かない日はありませんでした。ロシアのウクライナ侵攻が続く中で、イスラエルとパレスチナの対立が激化し、すでに1万人以上の犠牲が出ています。イラン、タイ、ミャンマーや中国など、世界各地で深刻な人権侵害は今も続いており、いまだ解決の糸口が見つかりません。日本国内に目を向けると、袴田事件で死刑を宣告され、えん罪の可能性が極めて高いとされる袴田巖さんの再審開始や、国際人権基準を満たさない入管法改正案が可決するなど、アムネスティが活動を続けてきた分野でも大きな出来事がありました。

2023年は皆さんにとって、どんな一年だったでしょうか?ニュースや新聞を見て、また、家族や友達と話をする中で、「どうしてこの問題は解決しないんだろう?」「こんな社会だったらいいのに、どうしてなかなか変わらないんだろう?」と、モヤモヤする気持ちを、多くの方が抱いた一年だったのではないでしょうか。

もし、そんな気持ちを感じたことがあるなら、『人権デー2023』に、ぜひご参加ください!私たちの暮らす社会について考え、話をして、より良い未来のために実際に行動する=声を上げる。そんな、一歩を踏み出すチャンスがたくさん詰まったイベント盛りだくさんでお待ちしています。

イベント詳細

■日時

2023年12月9日(土) 11:00〜17:00(開場10:45)
※せやろがいおじさん×能條桃子さんの対談のみ、事前にお申し込みが必要です。(参加費1000円)

■会場

会場A:Patia(パティア) 新御茶ノ水店 6階(東京都千代田区神田駿河台3-1-1 大雅ビル6F)
会場B:アムネスティ日本 東京事務所(東京都千代田区神田小川町2-12-14 晴花ビル7F)
※2カ所で行います。ご注意ください。

■参加費(会場参加)

500円〜

■主催・お問い合わせ

公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
メールアドレス:camp@amnesty.or.jp

プログラム

■ 会場A(開場10:45):Patia(パティア) 新御茶ノ水店 6階

  1. 11:00-12:30 せやろがいおじさん×能條桃子さんスペシャル対談『どうして人権や社会の話、しないの?』

    美しい沖縄の海をバックに社会への問題提起を叫びまくる『せやろがいおじさん』こと榎森耕助さんと、「NO YOUTH NO JAPAN」=「若者なくして日本の未来はない」というメッセージを発信している能條桃子さんのスペシャルトーク。人権や社会の話はタブー?閉塞した空気を打ち破る方法を2人のインフルエンサーといっしょに考えよう!
    ※このイベントは事前にお申し込みが必要です。> お申し込みはこちら

  2. 12:45-13:45 アムネスティ入門+500万筆の手紙で世界を変える「ライティングマラソン」参加体験

    12月10日の「世界人権デー」の前後に世界中で一斉に手紙やハガキを書くのが、アムネスティの「ライティングマラソン」。昨年、2022年は手紙書きのイベントに加え、マラソンやコンサートなどさまざまなイベントが開催され、500万通以上の手紙やハガキ、署名が関連当局や人権侵害に遭っている人たちに届けられました。それらのおよそ4割のケースで改善がもたらされています。世界の人権のために声を上げ、世界を動かす体験をしよう!

  3. 14:00-15:00 Talk on the human rights defenders’ situation in China(英語)

    Patrick Poon is Amnesty International's former China Researcher, focusing on monitoring the situation of human rights defenders and Uyghurs. Morrison Lee Meng-Chu (李孟居) is Taiwanese businessman who was detained for four years in China for espionage and stealing state secrets simply because he held some notes with slogans supporting the Hong Kong protests in 2019 and photos including images of the People's Liberation Army. They will share their experiences and observations of the current human rights situation in China.

  4. 15:00-15:45 ガザ・イスラエル紛争における国際人権NGOの役割:即時停戦を求めて今私たちにできること

    10月7日、武装組織ハマスの戦闘員がイスラエルを攻撃し、それに対する報復としてイスラエルが大規模な軍事作戦を展開しています。双方による民間人・民間施設への攻撃やイスラエルによる電気、水道、食料などの供給の停止、ハマスによる民間人の拉致など、数多くの戦争犯罪の疑いがあります。世界最大の国際人権NGOとして、アムネスティはこの問題にどのように向き合ってきたのか、どのような役割を担っているのか、今後の取り組み、などについて解説します。

  5. 16:00-17:00 声を上げ続けることの大切さを考える:「マイヤーズさん(米国の死刑確定者)、袴田巖さん」

    現在アムネスティ日本は、死刑確定者を救うためのオンラインアクションを2つ行っています。米国ロッキー・マイヤーズさんの「知的障がいのある男性を死刑から救って!」と日本の袴田巖さんの「一刻も早い正義を!」です。マイヤーズさんは人種と知的障がい、袴田さんは元ボクサーという「偏見」が大きな要因となり有罪判決を受けたという共通点があります。米国では、えん罪で処刑された後に真犯人が見つかったケースもあります。米国と日本で続く死刑廃止運動に触れて、声を上げる意味についてみんなで考えましょう!

■ 会場B(開場10:45):アムネスティ日本 東京事務所

  1. 11:00-12:30 せやろがいおじさん×能條桃子スペシャル対談『どうして人権や社会の話、しないの?』
    ※同時間帯に別会場で実施しているトークショーのパブリックビューイングを行います。英語の自動生成字幕付き。

  2. 13:00-14:00『楽しくクリエイティブに社会を変える!〜人権や社会問題をもっと身近に〜』(日本語/English)

    人権を守り、世界をより良く変えていくためには、私たち一般市民が声をあげることがカギとなります。仲間と一緒に、希望を持って効果的で楽しいアクションを起こす方法を学び、話し合いましょう。講師が一方的に話すだけの「お勉強」スタイルとは違って、双方向の参加型ワークショップなので、一緒に参加する仲間からもたくさんのことを学ぶことができます。ワクワクしながら社会を変えよう!

  3. 14:15-15:45 Write a letter, change a life! - Introduction to Amnesty International and Write for Rights(英語)

    Amnesty International's Write for Rights campaign transforms the lives of people whose rights have been wronged. Write for Rights supporters are united by their desire to make a difference. Last year more than 5 million letters and petition signatures were written and we've seen real change to people's lives because of the action. This year's campaign features people from around the world, all connected because their human rights have been violated. All because of who they are and what they do. Together, we can fight for their rights. Join Write for Rights!

  4. 16:00-17:00 ウクライナの現状と課題〜写真展解説とキーウ出身Mayaさんトーク〜(English/日本語)

    香港人ジャーナリストのKaoru Ngさんのウクライナ写真に関する解説。母国がロシアとの戦争に陥ったことで、「ハイブリッド戦争」(兵器、経済、情報、心理などが組み合わさった戦争)を研究し始めたウクライナ・キエフ出身のマヤ・ショブチュック(Maya Sobchuk)さんから、戦争を研究テーマとした選んだ理由と今の現地の状況について話してもらいます。

    People power is key to protect human rights and change the world for the better. Join us to learn and discuss how to take effective and fun actions together with like-minded people. This workshop will be interactive and participatory, meaning it won't be one of those boring one-way lectures. Instead, you will be able to actively learn from your peers as well as your teachers.

※常設(12:00-17:00)

● 会場AB:手紙書きコーナー
人権侵害が起きている国の政府や警察当局に対して、世界中でたくさんの人びとが改善を求める手紙や署名を書いて送ることで、およそ4割のケースで改善がもたらされています。是非、ペンを手に取り、人権のために声を上げてみよう!

● 会場Bのみ:<ウクライナ写真展>戦争と人権を考える『ウクライナの今〜香港人ジャーナリストKaoruさんがみた戦場〜』
理学の道を進んでいた香港出身のクレ カオルさんは、2019年の香港民主化活動を機に、フォトジャーナリストとして活動開始。2020年、ベラルーシ民主化活動を現地で取材。2022年2月18日キーウ入りし、ロシアによるウクライナ侵攻現場の取材を続けてきました。今回、カオルさんが戦地で撮影してきた写真を「戦争と人権」という視点で厳選し展示します。