定員に達したため、お申し込みは締め切りました。
自分の意見を言いたいけど、否定されるのが怖くて言えない・・・
こんなことを言ったら、みんなになんて思われるだろう・・・
昨今、日本だけでなく世界中で、自分の意見と合わない人たちを非難したり、攻撃されたりする事例が増えています。特にSNSでは誹謗中傷が後を絶ちません。そのために、自分の意見を言うことをためらってしまう、委縮して何も言えなくなってしまう、という人も多いのではないでしょうか。
このワークショップでは、叩かれる、攻撃されるのは怖いけど、人権のために自分にできることがあれば、何かしたい、声を上げたい、という人のために、個々を尊重しながら、自由・平等な関係でコミュニケーションを楽しむ方法を、「Yes, and」演劇トレーニングを用いて体験します。
Yes, andとは、相手のアイディアを否定せず肯定して（Yes）、自分もアイデアで返す（and）、という即興演劇の手法です。否定されない安全な空間でのコミュニケーションは、闊達な議論や斬新なアイディア・発想を促し、日常のコミュニケーションのみならず、市民の力で社会を変えるためのコミュニティ作りにも、欠かせないものです。
ワークショップを通して、志を同じくする仲間と一緒に物事を作り上げる楽しさや嬉しさを体験しながら、"社会を変える"コミュニケーション手法を学んでみませんか。
今回のワークショップに続いて7月には、コミュニティ・オーガナイジング＊ のセミナーを行う予定です。このワークショップで学んだことを踏まえた内容なので、ぜひ、合わせてご参加ください。（告知は後日、アムネスティ日本のイベントページで行います）
＊ コミュニティ・オーガナイジングとは：普通の市民が立ち上がり、たくさんの人たちが一緒に行動することで社会変化を起こす方法・考え方。
＜このワークショップで学べること＞
- 人権をテーマに、個々を尊重しながら、自由・平等なコミュニケーション手法を学べる
- 多様性を認めることでより良い社会になることを体験・実感できる
- 市民の力で社会を変える「コミュニティ・オーガナイジング」の基礎が学べる
※車いす介助や視覚・聴覚への配慮が必要な方は、お申し込みの際にその旨をお知らせください。担当者が事前に連絡し、対応いたします。
日時
2024年5月12日(日)14:00〜17:00 (開場13:40)
＜プログラム（一部変更になる可能性あり）＞
- 14:00〜15:00 Yes and演劇ワークショップ（林 拓郎さん）
- 15:00〜15:15 休憩
- 15:15〜15:30 全体リフレクション
- 15:30〜16:00 アムネスティの活動紹介と私たちの目指す社会（トーク：武田伸也）
- 16:00〜16:30 コミュニティ・オーガナイジングで広げる人権と尊厳ベースの社会（トーク：武田伸也）
- 16:30〜17:00 振り返り
場所
アムネスティ・インターナショナル日本 東京事務所
(〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-12-14 晴花ビル 7F)
定員
15人 ※定員になり次第締切
参加費
1,000円
お申し込み
定員に達したため、お申し込みは締め切りました。
講師プロフィール
■ 林 拓郎（はやしたくろう）さん
個々の表現力を高めるために用いられる「Yes, and」体験演劇ワークショップ講師。2002年、高校卒業後に劇団天然工房に所属し、俳優として多数の舞台に出演しながら脚本・演出の手伝いをする。2009年、舞台制作会社J-Stage Naviに入社。舞台制作をしながら個人として脚本、演出も行う。2012年、J-Stage Naviを退社後、フリーの制作者として活動。2018年より、就労移行施設にて障害がある方を対象に演劇のトレーニングを取り入れたコミュニケーションレッスンを行っている。2023年2月には一般社団法人社会福祉支援研究機構による「繋がってるよ！笑顔になろうよ！」プロジェクトのzoom講座を開催。2024年現在、千葉県内就労移行施設で月15コマ以上の講座を開催中。
■ 武田伸也（たけだしんや）
アムネスティ日本のキャンペーン部門マネージャー。NBAに夢を見て高校2年で渡米。リベラルアーツの高校と大学を米国で卒業後、平和学修士をスペインにあるユネスコ系プログラムで取得。帰国後、自身が起こした署名運動で完成（2006年）した屋外バスケットボールコートの活動（修士論文テーマ）からNPOを設立、現在も古民家を拠点にさらに多くの人を巻き込んでコミュニティ・オーガナイジング実践中。前職に世界に2億人の家族農家会員を持つ国際小農民組織La Via Campesinaやオリンピック・パラリンピック組織委員会（バスケットボール競技運営担当）などの経験がある。2021年12月にアムネスティ日本に入職。