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【愛知、オンライン】精神科病院入院者の人権をどう守るか ~「医療保護入院」の問題点~

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精神科病院への入院方法は、3つあります。

  1. 任意入院(本人の同意)
  2. 医療保護入院(本人の同意なし)
  3. 措置入院(都道府県知事の決定による強制入院)

その中の医療保護入院は医師の診断と家族の同意があれば強制的に入院させられる制度です。
犯罪を犯したわけでもなく、裁判所の判決も経ずに自由を奪われているのです。

これは日本が加盟している国連自由権規約第9条「身体の自由」に抵触するのではないでしょうか。医療保護入院者は約13万人で、同じく強制的に自由を奪われている刑務所の受刑者約3万人、入管の被収容者約500人(推定)に比べて突出しています。諸外国と比較しても日本の精神科病院への入院率は高く、入院期間は非常に長くなっており、日本政府は国連人権委員会から是正勧告を受けています。この10年間で、任意入院は23%減少し、措置入院も7.2%減少しましたが、医療保護入院は、3.9%の減少に過ぎません。何故でしょうか。

今回の講座では、医療保護入院させられていた知人を支援して退院させた経験を持ち、県議会でもこの問題について質問をしている愛知県議会議員の高木ひろしさんに、医療保護入院制度、及び入院者の退院を決定する精神医療審査会の実態について、報告をしていただきます。
また、主催の3団体からは、医療保護入院者退院支援の取り組みを報告します。

日時

2024年5月17日(金) 18:00~20:00

場所・参加方法

■ 会場参加

場所:ソーネおおぞね ホール
(名古屋市北区山田2丁目11-62 TEL:052-910-1001/地下鉄大曽根駅⑤出口から徒歩10分)

お申し込みが必要です。氏名(フリガナ)、電話番号、メールアドレス、懇親会参加の可否(食事代3,000円、申込締切5/14)を明記の上、下記よりお申し込みください。

<申込先>NPO法人名古屋成年後見センター
電話:052(895)2600/FAX:052(892)5648/Email:nagoya@seinenkouken.org

■ Zoom参加

お申し込み不要です(先着100名)。以下のURLからご参加ください。
https://us06web.zoom.us/j/89101662379?pwd=98gNlQanGQPmoKvC54MF7U3UVc0Nt N.1
ミーティングID:891 0166 2379
パスコード:0528952600

講師

高木ひろしさん(愛知県議会議員)

参加費

無料(定員40名)

参加にあたって

★学習会の参考資料はこちらに掲載されますので ダウンロードしてあらかじめ目を通し、当日はプリントアウトしたものを手元に置くことをお勧めします。

主催

公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
NPO法人わっぱの会
NPO法人名古屋成年後見センター