「難民って、自分と関係あるの?」
そう思っていたあなたに、知ってほしい現実があります。弁護士として制度を問い、裁判を起こし、国連にも声を届ける人がいます。そして、外国人と生きる社会の未来を見つめる人がいます。社会は、動かす人がいて、変わる。その最前線の話を、二人の弁護士にお話しいただきます。
<第1部: 日本に辿り着いた難民を巡る問題>
- 日本に難民としてやって来た人々の素顔
- 日本における難民認定に問題はないのか?
- 2023年入管法改定の与える影響
- 難民認定申請者と収容/仮放免・監理措置
■講師:駒井知会 弁護士(東京弁護士会)
難民認定申請者・仮放免者・被監 理者・被収容者に対する法的支援を通じて、日本に国際難民法・国際人権法を根付かせる活動に勤しむ。
<第2部: 弁護士の視点と担当事件から見た多文化共生>
- 入管問題に関わってきた弁護士としての歩み
- 外国人・移民を支援する裁判や支援活動
- 「共生」とはなにか―理念ではなく、現実から問う
- 若者に伝えたい:ともに生きる社会は"今ここ"から始まる
■講師:指宿昭一 弁護士(東京弁護士会)
入管・仮放免・収容・難民問題の 現場で長年活動。個別事件を通じて、多文化共生のあり方を問う。裁判と支援の両輪から、社会に働きかけ続けている。
日時
2025年6月27日(金) 19:00〜21:30 ※事前申込不要
場所
京都大学 吉田キャンパス 本部構内(総合研究4号館 共通1講義室)
お問い合わせ
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 入管・多文化共生チーム
email:immigration_multiculture_team@amnesty.or.jp