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タンザニア:同性愛摘発チームを設置

2018年11月12日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:タンザニア
トピック:LGBTと人権

政府は10月29日、LGBTI(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー・インターセックス)の人びとを摘発する専門チームを立ち上げ、LGBTIの人びとの特定と拘束を開始すると発表した。チームは、通信局、警察庁、メディアの3者からなる。

すでに、市民に対して、周囲にLGBTIの人がいれば、通報するように呼びかけている。

同国の憲法と法律では、同性間の性交渉が禁じられており、これまでも、LGBTIの人びとが、差別や脅迫を受けてきた。

国が、すでに社会的に弱い立場にある人びとの捜索と拘束を主導するという不穏な施策を打ち出したことは、極めて残念だ。チームの存在は、LGBTIに対する社会の嫌悪感を煽るだけである。専門チームの計画は、即刻、葬られるべきだ。

政府がすべきことは、性的少数者への嫌悪感を植え付けるたり彼らの私生活を脅かすような発言や行動のない社会を築くことだ。

政府には、性的少数者を含むすべての市民を差別から保護し、人権を擁護する義務がある。国は、この義務の遂行にこそ本腰で取り組むべきである。

背景情報

LGBTIの人びとや関係団体はこれまでも、さまざまな圧力を受けてきた。

ゲイ男性の健康問題に取り組む複数の団体が、強制捜査を受け、活動停止を迫られきた。昨年10月には、13人の健康権・人権活動家が、同性愛を助長したとして逮捕された。2016年10月には、保健省の指示により、HIV/AIDS治療が停止されたり、LGBTIを対象とする診療所の一部が、閉鎖されたりした。また、同性間の性行為者は、逮捕され、強制的に肛門検査を受けさせられる。

アムネスティ国際ニュース
2018年11月1日

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