- 2026年3月13日
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アムネスティ・インターナショナル日本の会員および寄付者の皆様
平素より、世界の人権を守るための多大なるご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
当法人では現在、皆様から託された大切な寄付金を次世代にわたって安全かつ確実に管理するため、事務局運営の「デジタル移行(DX)」および「データガバナンスの強化」を最優先課題として推進しております。
この基盤刷新のプロセスにおいて、事務処理およびデータ照合に慎重を期しておりますが、本年2月および3月の決済処理において、一部の引き落としに遅延が生じる事態となっております。ご支援者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
- 決済遅延の背景:事務管理プロセスの「標準化」と「自動化」への移行
これまで当法人の事務局運営は、長年培われた固有の手法に支えられてまいりました。しかし、近年の情報セキュリティ基準の高度化や、公益法人に求められる厳格なコンプライアンスを遵守するためには、個々の経験値に頼らない「組織的なデータ管理体制」への移行が不可欠となっております。
現在、昨年発生した誤引落事案の徹底的な分析を踏まえ、人為的ミスを物理的に排除する「自動化された決済エコシステム」の構築を進めております。今回の遅延は、旧来の複雑なデータフローを最新の安全なシステムへと再統合する過程で、情報の整合性と安全性を可能な限り検証し、持続可能な管理体制へと再統合する過程における一時的な停滞です。 - 現在の対応と今後の見通し
事務局長は現在、国内屈指のシステムベンダーおよび外部の専門家と緊密に連携し、特定の環境に左右されない、極めて堅牢で透明性の高い管理体制の構築を直接指揮しております。
4月以降できるだけ早い時期に正常な決済再開を目指し、外部の客観的な視点を取り入れたフローの可視化とシステム検証を行っております。皆様の善意を人権現場へ届ける「生命線」である財務基盤を、より強固なものへと再構築してまいる所存です。 - 組織の持続可能性に向けて
私たちは今、アムネスティ日本が次の50年も世界から信頼される組織であり続けるための、極めて重要な「事務局運営の持続的高度化」を行っております。一時的な事務処理の停滞によりご心配をおかけしますが、よりプロフェッショナルで強固な組織へと進化するための過渡期として、何卒ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2026年3月13日
公益社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本 理事長 内藤 裕子



