アゼルバイジャン:教育を受ける権利を奪う差別的なヒジャブ規制 抗議を弾圧

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2026年10月21日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:アゼルバイジャン
トピック:表現の自由

新たな制服規制により、10月12日からアゼルバイジャン全土の学校で、ヒジャブを着用する生徒や教員の校内への立ち入りが禁じられ、大規模な抗議活動や市民的不服従の行動が起き、その一部は暴力に発展した。同日の内務省の発表では、バクーだけで37人が拘束されたというが、活動家の報告によれば拘束者は200人以上に上る。同時に、アゼルバイジャン国内でティックトックやインスタグラムを見ることができなくなったとの報告がユーザーから寄せられている。

また、制服規制の影響を受けた少女たちのために無料のオンライン授業を企画しようとした活動家が行方不明になっている。

平和的な抗議者と暴動に加わった者たちが区別されることなく一斉に拘束されていることは、アゼルバイジャンで、平和的な抗議活動に対する国家の暴力的な弾圧や、表現の自由、あらゆる異議申し立てに対する締め付けの実態を如実に示している。

さらに、ヒジャブを着用しているという理由だけで女子生徒が学校に入ることを認めないのは差別的であり、教育を受ける権利、信教の自由、表現の自由を侵害するものだ。公教育が宗教的に中立であるべきことは、宗教的な服装を一律に制限する理由にはならない。

アゼルバイジャン当局は、こうした差別的な制限を撤回し、影響を受けた生徒や教師が学校に戻れるようにする必要がある。また、平和的に権利を行使しただけで拘束された者を、直ちに無条件で釈放すべきだ。当局は、平和的な抗議の権利およびすべての人権を尊重しなければならない。

背景情報

拘束された者の大半はその後すぐに釈放されたが、ティックトックへの投稿を理由に25日間の行政拘禁処分を受けた人、校舎に「ヒジャブに自由を!」と書き込んだことで30日間の勾留措置を受けた人など、現在も勾留され続けている人がいる。その総数は不明だ。

10月13日、学校に放火しようとした疑いで、未成年者6人が拘束された。

この件では公の秩序を乱す行為の組織や積極的な参加を処罰対象とする刑法第233条に基づき、刑事事件が立件された。当局によれば、これに関連して逮捕された者はいないという。

イスラム教徒の活動家アガ・フセイノフさんの妻シャヒズヤル・フセイノヴァさんは、娘が学校への入校を拒否されたことを受けバクーの学校前で抗議活動を行った後に逮捕された。彼女に対する容疑は明らかにされていないが、4カ月間の勾留措置を受けている。

ヒジャブを着用していることを理由などに授業を受けられない子どもたちとボランティアの教師をつなぐ無料のオンラインプラットフォームを立ち上げた活動家のイルキン・フセイノフさんは、10月14日、バクーの自宅を出た後、身元不明の人物に連れられて行方不明となった。

アムネスティ国際ニュース
2026年10月16日

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