活動報告

移民・難民ユニットは、現在、外国人の収容問題に取り組んでいます。収容者が死亡する事件も起きている入管の長期収容問題。この問題を解決するため、「収容・送還に関する専門部会」では、学者や実務家を交えて方策が話し合われ、2020年6月19日に提言が発表されました。しかしその中身は、命の危険にさらされる難民の人たちが強制送還させられてしまうおそれがあるなど、多くの問題点が指摘されています。そこで、移民・難民ユニットは他の学生団体と共同で、「収容・送還に関する専門部会提言に対する共同声明」を発表しました。

 

「収容・送還に関する専門部会提言に対する共同声明」

動画で学ぶ「ストップ!長期収容」

今年7月に開催された日本の収容・送還問題に関するオンラインセミナー(「STOP!長期収容」市民ネットワーク主催)の動画です。実際にこの提言の作成に携わった専門部会の委員、そして外国人・難民問題に取り組む弁護士が、専門部会での議論経過や提言内容、その問題点や課題についてわかりやすく解説しています。実際に収容を経験した外国人も登壇し、収容者一人ひとりが置かれている深刻な状況が伝わってきます。

 

ユース・ネットワークトップへ