
2023年10月7日のハマスの襲撃により、始まったイスラエルの報復。パレスチナのガザ地区では甚大な殺害と破壊が行なわれ、ヨルダン川西岸地区でもまた破壊とパレスチナ人の追放、罪状なき拘束が続く。国際法や人道の理念をまったく無視した攻撃や抑圧は今に始まったことではない。イスラエルの建国以前からあからさまに、ときには密かに続けられてきた。なのになぜ、今も放置されているのか。イスラエルを非難できないシステマティックな国際社会の構造が、長年のうちに構築された。和平を望まないのは、一体誰なのか?(2025年7月 藤原亮司)
アムネスティは、占領下のガザ地区とイスラエルのすべての紛争当事者による即時停戦を緊急に要請していますが、ガザでは、イスラエルのパレスチナ人に対する残忍な破壊行為、ジェノサイド(集団殺害)が続き、イスラエルがガザ市制圧作戦を開始したため、人道危機は深刻化し悪化するばかりです。また、ヨルダン河西岸地区では、イスラエル人入植者の暴力が拡大する一方です。
約150カ国がパレスチナの国家承認済みであるのに、日本は、それを見送りました。(2025年9月17日)
ジャーナリスト・藤原亮司氏には、パレスチナ問題の歴史と現状、今後の見通し、マスメディアが伝えないガザの人々の姿、親交のある家族の状況など、ご自身の撮影による映像と共にお話しいただきます。お一人でも多くの方に聴いていただき、私たちに何ができるのかを考える機会にしたいと思います。
ご予約、受付中です。多くの方のご参加、お待ちしています。
<講師:藤原亮司さん(ジャーナリスト/ジャパンプレス所属)>
1967年生まれ。大阪府出身。1998年から継続してパレスチナ問題の取材を続けている。他に、シリア内戦、コソボ、レバノン、アフガニスタン、イラク、ヨルダン、トルコ、ウクライナ(2016年、2022~23年)などにおいて、紛争や難民問題を取材。国内では在日コリアン、東日本大震災や原発被害を取材。著書に「ガザの空の下 それでも明日は来るし人は生きる」、安田純平氏との共著に「戦争取材と自己責任」(ともにdZERO刊)。
日時
2025年11月30日(日)14:00~16:30 (開場13:30)
※要事前申し込み
※ライティングマラソン2025 同日開催10:00〜13:00(同じ会場にて)
場所
ウィズあかし 学習室701
明石市東仲ノ町6-1 アスピア明石北館7階 (JR/山電 明石駅より東へ徒歩3分)
参加費
500円
後援
明石市、神戸新聞社、朝日新聞神戸総局、毎日新聞神戸支局、読売新聞神戸総局
お問い合わせ・お申し込み
Mobile: 090-9879-6160 (平石)
E-mail: aijg92@aol.com, hijazz412@icloud.com
主催
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 西神戸グループ
