- 最新情報:
- 2012年8月24日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2012年7月 5日
- 国名:
- スーダン
- 対象者:
- ラシーダ・シャム・アルディン
- 期限:
- 2012年9月24日
- 配信日:
- 2012年7月 5日
- UA No:
- 187/2012
スーダンの非暴力抵抗運動グループ、ギリフィナ(Girifina:「もうたくさんだ!」の意)の若い活動家ラシーダ・シャム・アルディンが6月24日早朝、治安軍によって逮捕された。彼女は国家安全局(NSS)によって未公表の場所に拘束されており、家族も弁護士も面会できていない。彼女は拷問や他の形の虐待を受ける危険がある。
6月23日夕方、ラシーダ・シャム・アルディンは結婚式に出かけ、真夜中少し過ぎまで参加していた。家族にはアマラ方面に行くと話していた。アマラは首都ハルツームにある地区で、そこでは最近デモが行われていた。彼女はその夜、家に戻らず、それ以来家族には連絡がない。
ラシーダ・シャム・アルディンの家族は、彼女の状況を尋ねるために、NSSの空港通事務所に何度も出かけた。6月26日、NSSは家族に、場所は明かせないがNSSの拘置所に拘束していることを告げた。家族は衣服と個人的な持ち物を間接的に渡すことはできたが、彼女はいまだに隔離拘禁されており、家族にも弁護士にも面会できていない。拷問や他の虐待を受ける危険もある。
ラシーダ・シャム・アルディンは28歳で、ハルツームのアルシャジャラ地区に住んでおり、スーダン・オープン・ユニヴァーシティ(スーダンの通信制大学)の法学生である。彼女は、政府を批判し、特にここ何週間か政府批判のデモを行っているギリフィナのメンバーである。
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追加情報
6月17日、オマル・アル=バシル大統領が、政府の財政危機への対応として、ガソリンと基本の食糧への補助金を撤廃すると発表したため、ハルツーム大学で デモが勃発した。このデモがさらに大きな運動の引き金となり、ハルツームやその郊外や各州都などで日々デモが起きるようになった。
当局はこれに過剰な武力で応酬している。警察は平和的な抗議者たちに対して、警棒、催涙ガス、ゴム弾を使っている。加えて、NSSは市民社会に対する広範 囲で組織的な取り締まりに着手し、何百人ものデモ参加者だけでなく多くの野党メンバー、若者運動家、弁護士、ジャーナリストやNGOの代表者たちを逮捕し ている。
被拘束者が数時間の拘束の後、起訴されずに釈放されるケースもある。その一方で、非公式の拘禁施設に連れて行かれ、拳やこん棒や金属で殴られるなど、拷問 されるケースもある。デモに関与したとして逮捕された人々は「公的秩序を混乱」させたとして起訴され、拷問や虐待、刑罰に匹敵する罰金もしくはむち打ちの 刑が宣告されている。
- 最新情報:
- 2012年8月24日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2012年7月 5日
- 国名:
- スーダン
- 対象者:
- ラシーダ・シャム・アルディン(女性)
- 期限:
- 2012年9月24日
- 配信日:
- 2012年8月24日
- UA No:
- 187/2012
スーダンの非暴力抵抗運動グループ、ギリフィナ(Girifina:「もうたくさんだ!」の意)の若い活動家ラシーダ・シャム・アルディンが8月16日、釈放された。彼女は国家安全局(NSS)によって7週間以上隔離拘禁されていた。
ラシーダ・シャム・アルディンは6月24日早い時間、結婚式場を離れた後、逮捕された。彼女はその夜、家に戻らず、6月26日にNSSが家族に、場所は明かせないがNSSの拘置所に拘束していることを告げた時まで、家族に連絡がなかった。彼女は家族にも弁護士にも面会できずに、7週間以上隔離拘禁されていた。拘束されている間に彼女が置かれていた状況はひどく、アムネスティ・インターナショナルは、拷問や他の虐待にあたるかもしれないと考えている。
ラシーダ・シャム・アルディンは28歳で、ハルツームのアルシャジャラ地区に住んでおり、スーダン・オープン・ユニヴァーシティ(スーダンの通信制大学)の法学生である。彼女は、政府を批判し、特にここ何ヶ月か政府批判のデモを行っているギリフィナのメンバーである。
Appealを送って下さったみなさん、ありがとうございました。さらなる行動要請はありません。