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モルディブ:
少女のむち打ち刑 取り消される

最新情報:
2013年9月 3日 (stop情報)
更新履歴:
2013年3月23日 (更新情報)
2013年3月 7日
国名:
モルディブ
対象者:
強かん被害の少女(15歳)
期限:
2013年10月 3日
配信日:
2013年9月 3日
UA No:
055/2013

モルディブの高等裁判所が、「密通」の罪で有罪となり、100回のむち打ち刑と軟禁を言い渡された15歳の少女に対する判決を却下した。これはアムネスティ・インターナショナルや他の国際組織による運動の成果である。

今年2月、首都マレの少年裁判所は15歳の少女を「密通」の罪で有罪とし、100回のむち打ち刑と8ヵ月間の自宅軟禁の判決を言い渡した。この有罪判決は国際的な人権法に反するもので、世界的な抗議を引き起こした。アムネスティ・インターナショナルは、彼女のケースについて記者声明を発表し、緊急行動要請を発動した。さらに、 4月のモルディブ大統領との会談でも彼女のケースを取り上げた。同時に、このケースは国際的なメディアの注目を集め、オンラインキャンペーンの団体、Avaaz(アヴァーズ)による嘆願書には2百万を超える署名が集まった。

こうして関心が高まるなか、モルディブ大統領官邸は、少女は性的暴力の被害者であり、それゆえに被害者として扱われるべきで、彼女の権利は「完全に保護される」という声明を発表した。

引き続きの働きかけの結果、少年裁判所が出した判決に対して法務長官が異議を申し立て、8月21日、モルディブ高等裁判所が有罪判決を却下した。少女は現在自由になり、むち打ちの危険もなくなった。

2012年6月、産み落とされたばかりの嬰児の遺体が、モルディブのフェイドー島の自宅近くに埋められているのが発見され、その後少女が逮捕された。少女の義父は性的暴行と殺人で起訴されており、彼女の母親も犯罪隠蔽で起訴されている。しかしこの捜査中に当局は、別の事件で少女を「密通」の罪で告発した。少年裁判所は彼女にむち打ち刑と軟禁を言い渡したが、今回それは高等裁判所によって覆された。

アムネスティは、判決を却下した高等裁判所の決定を歓迎する一方、モルディブ政府は国際法上の義務に準じて、むち打ち刑の執行停止を確定し、係属中のすべてのむち打ち刑判決を取り消し、刑法は「密通」を理由とする起訴や処罰を禁じるべきであることを強調しておきたい。

アピールを送ってくださったみなさん、ありがとうございました。
UAネットワークからのさらなる行動要請はありません。

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